これまでの裏方日記−箱根駅伝を支える学生たちが書いています−

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2014年11月25日
 第7回「「ありがとう」を伝えたい、3年目」羽山祥世

 駅伝ひろばをご覧の皆さん、こんにちは!お茶の水女子大学4年の羽山祥世です。この日記を書かせていただくのも3回目、ついに最終学年となりました。第91回箱根駅伝では前回大会に引き続き鶴見中継所主任と資器材手配を、そして今年は加えてエントリーも担当しています。
 皆さんご存知の通り、箱根駅伝には2回のエントリーがあります。12月10日のチームエントリーと12月29日の区間エントリー、毎年この2日に発表される各校の選手を見て大会当日がますます楽しみになる方もいらっしゃるのではないでしょうか。箱根駅伝のみならずすべての大会にこのエントリーは付き物で、私はこの1年間ずっとエントリー業務を担当してきました。エントリーに関する案内や注意事項、また出場校が選手情報を入力するフォーマット(エントリーシート)を作成し、トラック&フィールドの大会であればエントリー集計後に誰が何組何レーンを走るかといった番組編成を組みます。ミスのないことはもちろん、スピードも求められるので、エントリーシート作成の段階から「出場校にやさしく、運営にもやさしく」を心がけ試行錯誤を重ねてきました。箱根駅伝は私がエントリーシートを手がける最後の大会でもあります。各大会で工夫を重ねてきたことを活かして最高のシートを作ります!
 7月には関東学連の強化活動であるヨーロッパ転戦の担当として、ベルギーに同行しました。関東学連トップレベルの選手やコーチ陣と生活をともにし、その真剣さを肌で感じることができたとても貴重な体験となりました。試合までの様々な準備、記録を出すことの難しさ、そのうえで納得のいくパフォーマンスができたときの喜び。自分が競技役員として見ていた記録という数字には実にたくさんのものが詰まっているのだと感じました。選手やコーチが日々の積み重ねを懸けて臨むのが試合です。その試合という場を作り出し、運営できることに誇りを感じるとともに、彼らに負けないくらい真剣に運営にあたっていきたいと思います。
 箱根駅伝に出場する選手と同様、私たち学連幹事の4年生にとっても箱根駅伝は引退試合となります。学連幹事として業務に関わることができるのも残りわずか、日を追うごとにまだまだ未熟な自分や、もっとやってみたかったことが見えてきます。「憧れの箱根駅伝に関わりたい」と思い関東学連に入りましたが、今では箱根駅伝に限らず日々の業務すべてが楽しいです。関東学連に入った当初、なかなか事務所に行けない私を受け入れてくれた当時の先輩方、何事も学連業務を第一に優先する私を理解してくれた友人、いつも大きな安心感をくれる同期。そして何より、たくさん心配しながらも最後には背中を押してくれた家族。たくさんの人の支えがあって今まで学連幹事を続けてくることができました。関東学連で3年間やってきたこと、ヨーロッパ転戦を通して再確認した「選手のために」の気持ち、すべてを懸けて最後の箱根駅伝に臨みたいと思います。