これまでの裏方日記−箱根駅伝を支える学生たちが書いています−

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2014年12月23日
 第15回「1人155m」水上俊太

 こんにちは!第15回は常任幹事2年の水上俊太が担当致します。私は千葉大学工学部建築学科に在籍しており、一級建築士の資格取得を目指して日々勉学に励んでいます。
 私は2年生ですが、主催者側として迎える箱根駅伝は今回が初めてです。昨年度は学生補助員として、大手町にいました。学生補助員とは大会運営の為に各大学から派遣されるボランティア・アシスタントのことで、箱根駅伝では選手の誘導と安全確保をする走路員と、報道受付やタオルかけといった中継所での仕事があります。私が経験をしたのは走路員でした。
 近年の箱根駅伝にてシード権争いをする選手がコースを間違えたことは、皆さんの記憶に新しいと思います。またオリンピックの男子フルマラソンでは、先頭を走っていた選手が観客から妨害を受けて優勝を逃すことがありました。このような事態を防ぐことも走路員の役目です。私が学連幹事の存在を知り興味を持つようになったのも、昨年度の箱根駅伝で走路員の経験をしたことがきっかけです。この経験を通して、箱根駅伝を主催・全体統括を行う学連幹事としての業務にも積極的に携わりたいと考えるようになりました。
 今年度の箱根駅伝での私の業務は、学生補助員の統括です。円滑な競技運営を実現するために、各大学から派遣される補助員の配置を検討しています。私が学連幹事になるきっかけとなった1年前とは正反対の業務を担当することとなり、私自身非常に驚いています。学生主体の大会運営を実現するための核となる業務ですから、身の引き締まる思いです。
 箱根駅伝に参加する学生補助員の総人数を、皆さんは想像できますか?お正月の2日と3日で大手町から芦ノ湖までの往復217.1kmを結びます。ヒントは、2日間合計で1人あたり155mです!
 今年度は64大学から1404名にご協力をいただきます。単純計算ではありますが、補助員1人あたりが約155mを規制することで東京箱根間に学生の道をつくります。155mごとに学生が立つわけではありませんが、中継所等の要所で仕事をします。今年度の関東学連登録者が7766名ですから、出場大学の選手やマネージャー等の学生スタッフを除いた1404名という人数が、いかに多いかを感じることができると思います。学生補助員の方々への感謝の気持ちを噛みしめながら準備を進める日々です!
 当日は走路・中継所で仕事をする学生補助員全員が黄色いウエアを身にまとい、円滑な大会運営の為に参加します。選手の力走も当然ながら、学生補助員の姿にも注目して見ると、新たな発見があるかもしれません!