これまでの裏方日記−箱根駅伝を支える学生たちが書いています−

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2016年11月16日
 第7回「伝統の重み」池田 結香

 学連日記をご覧のみなさま、初めまして!関東学連で常任幹事を務めております、明治大学1年の池田結香と申します。大学では法学部に在籍し、法律の基礎を学んでおります。

 私は中学・高校と短距離選手として陸上競技に携わってきました。私自身は強い選手にはなれませんでしたが、高校時代に仲間の応援で様々な大会に行き、試合を見てきたことが陸上競技に幅広い興味を持つきっかけになりました。そのため大学では今までと違った視点から競技に携わりたいと考え、学連幹事として活動することを決めました。
 初めて事務所に来てから半年以上が経ちますが、未だに新しい業務の連続です。関東学連の業務は想像していたよりも多岐に渡っていて、上級生に教えていただいたり、同期と助け合ったりしながら進めています。大会プログラムひとつをとっても、出場選手だけでなく補助員や審判の方のお名前、注意事項や大会要項に至るまでミスがないよう少なくとも4回の校正をしています。箱根駅伝のプログラムについても丁寧に、しっかり確認を重ねていきたいと思います。

 10月に行われた予選会では、フィニッシュ地点での給水係を務めました。万全に準備をしていたつもりでしたが、いざレースが始まってみると物品の不足があったり、思い通りにいかないことがあったりと準備不足を痛感しました。先頭の選手を無事に迎えられたことにはとてもほっとしましたが、息つく暇もなく次々と選手がやってきます。目の前にはレースを終えて晴れ晴れとした表情を浮かべる選手、仲間の好走を喜び合う選手がいた反面、悔し涙を流す選手の姿もありました。この予選会を通して改めて箱根駅伝という大会の重みを感じ、運営として関わることに身の引き締まる思いです。本選まであと2ヶ月を切りましたが、予選会での経験を生かし最後まで気を抜かずに準備を進めていきたいと思います。

 大会当日は戸塚中継所を担当します。当日お世話になる企業の方や警察署の方へご挨拶に伺う中で、毎年多くの協力をいただいているおかげで大会が運営できているのだと実感しています。歴代の先輩方が築いてこられたこの繋がりがあるからこそ、選手のたすきも繋がっていくのだと強く感じました。伝統ある箱根駅伝の運営に不安もありますが、一度きりの第93回大会がより良いものになるよう精一杯努めてまいります。また、ご協力いただく関係各所の方々や近くで支えてくれる家族、友達に感謝の気持ちを持って臨みたいと思います。
当日は沿道を駆け抜ける選手に盛大な応援をお願いいたします!