これまでの裏方日記−箱根駅伝を支える学生たちが書いています−

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2016年12月30日
 第17回「笑顔のために」新井杏佳

 駅伝ひろばをご覧の皆さん!初めまして。関東学連で常任幹事を務めております、東洋英和女学院大学1年の新井杏佳と申します。大学では人間科学部に在籍し、主に教育学を学んでおります。

 私は小学生の頃から走ることが好きで、学校から家に帰ると弟と競いながら家の周りを走り回っていました。中学校には陸上部がありませんでしたが、高校では陸上競技に携わりたい思い、長距離のマネージャーを3年間努めました。
 初めて陸上競技に携わり、毎日、朝夕あわせて10kmを超える距離を走る部員に「凄いな」と感動しました。私自身も選手の人数が足りない駅伝では選手として、たすきを繋いだことがありましたが、練習では選手と同じ距離を走り、ついていくことに精一杯でした。これを毎日繰り返していると思うと、「頑張れ!」と、より応援したくなり、より一層支えていきたいという思いが強くなりました。       
 支えてきた選手が大会で入賞したとき、記録会でベストタイムを更新したときの笑顔を見ると、自分のことのように本当に嬉しく思いました。結果が悪くて悔しい顔をしていても、また一緒に頑張っていこうと思いました。マネージャーは主役ではありませんが、主役を 支える脇役です。私はこの脇役の仕事が好きでした。
 高校卒業を迎えた日に、ある部員から「卒業しても陸上競技に携わってほしい」と言われました。私はこの一言を聞いてとても嬉しかったです。また、大会運営等の裏側を 担う関東学連のことを聞きました。卒業してからも陸上競技に携わり、練習を頑張る選手のために役に立ちたいと思い、常任幹事になることを決めました。

 学連幹事として初めての大会となった9月の関東新人では、表彰担当としてメダルや賞状、花束の発注などを行いました。メダルが表彰台に上がった選手の首に掛けられ選手が笑顔になる姿を見ることができ、私自身も自ずと笑顔になれました。これからも選手の笑顔のために運営を担っていきたいと思いました。

 今回の箱根駅伝に向けて、各大学に補助員の派遣をお願いしました。大会は私たちだけの力では成り立ちません。警察、企業、陸上競技協会の審判員の方々、学生補助員、先生方、OB・OGの先輩方、といった多くの方々のご協力により成り立ちます。多くの方々からお力添えをいただき、東京箱根間を走る選手が無事に大手町から出発し芦ノ湖を折り返し、大手町まで戻って来られるよう、そして、箱根駅伝を見た方が笑顔になれるよう、準備を進めています。
 多くの思いを込めたたすきを背負う、選手への温かいご声援をよろしくお願いいたします!