これまでの裏方日記−箱根駅伝を支える学生たちが書いています−

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2018年10月26日
 第7回「チームからチームのもとへ」新井 杏佳

駅伝ひろばをご覧の皆さま、いよいよこの季節がやってきました!こんにちは、関東学生陸上競技連盟で常任幹事を務めております、東洋英和女学院大学3年の新井杏佳と申します。今大会、平塚中継所にて主任を務めさせていただきます。

予選会が終わり、約2週間が過ぎました。予選会では私は先導車に乗り、選手の安全なコースの確保に努めました。沿道からはストップウォッチを片手にタイムをとる大学スタッフや幟を手にするOB・OG、選手の名前を呼ぶ家族といった、選手に声援を送る様々な姿が見られました。また、応援を送る姿だけではありません。紅白旗を持ち競技続行の統括をする審判員や、前のめりになる観客をコースに背を向け大きく手を広げ抑える学生補助員、交通整理をする警察官、歩行者の安全を守る警備員といった、選手と観客の安全を守る姿も見られます。
 
 さて、5月に行われました第97回関東インカレでは、私はスターターを担当しました。スターターの合図でトラックの競技はスタートします。合図を送る際、航空機が上空に飛んでいないか、スタートからフィニッシュまでレーンに障害物がないか、写真判定装置に異常はないかなどを確認します。確認後、“On your marks”と合図を送ると選手はスタートラインに向かい、次の合図を待ちます。この合図を送ったときに、スタートする選手に贈る観客の声援は止みます。スターターは声援の静まり、選手のスタート準備の確認ができたら“Set”と合図し号砲を打ち、選手はスタートします。また、止んでいた声援も競技場に大きく響き渡ります。 

 私は、選手を無事にフィニッシュまで案内する先導車と無事に競技のスタートの合図を送るスターターは似ていると感じています。どちらも、選手を無事にフィニッシュまで送ることを目指しているからです。また、先導車やスターターだけでなく、箱根駅伝運営のご協力をいただく警察、企業、陸上競技協会の審判員の方々、学生補助員、先生方、OB・OGの先輩方も同じように目指しています。
そして、駅伝ひろばをご覧の皆さまもご一緒に目指しませんか。選手が熱い思いを込め走る姿に、応援マナーを守り、沿道からの応援やテレビ、ラジオでの応援をお願いいたします。