これまでの裏方日記−箱根駅伝を支える学生たちが書いています−

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2018年12月05日
 第19回「可能性」石渡 未央

学連日記をご覧の皆様、初めまして。関東学生陸上競技連盟で幹事を務めております、日本体育大学スポーツ国際学科2年の石渡未央と申します。大学では、スポーツを軸として、開発援助や国際協力を学んでいます。日本国内だけではなく、国外でもスポーツを指導できるよう、英語によるスポーツ指導法なども勉強しています。実技の授業もあり、特に陸上競技の砲丸投の授業では大変苦労をしました。また、大学の友人の中にはトップアスリートはもちろん、将来保健体育の教師を目指している学生、スポーツを通じて発展途上国の支援を行っている学生など、スポーツに多方面から関わっている学生がおり、日々刺激を受けています。
 私は神奈川県の鶴見区に住んでおり、毎年お正月には鶴見中継所に箱根駅伝の観戦へ出かけていました。箱根駅伝では、大学生活をほとんど競技に捧げ、部内でのライバル争いを経て、コンディションを整えた選手達がたすきを繋いでいます。走っている彼らの姿を見て、毎年感動をしていたと共に、私も競技者として頑張ろうと思えました。
 まるで陸上競技者であったようかのように書いておりますが、私は陸上競技とは縁もゆかりもない、バスケットボールの選手でした。競技している中で成長したことが沢山ありましたがバスケットボール以外のことは未知であり、このまま社会人になっても良いのかと思っていました。そんな中、箱根駅伝などの大学の陸上競技の大会は、学生が中心となって運営されていると知りました。競技以外にもスポーツに関わることが出来る、選手を支える側に立ちたいという思いから関東学生陸上競技連盟に入る決意をしました。陸上競技のことは、右も左も分からないのですが、先輩や同期、後輩そして家族に支えられ、陸上競技や大会運営のことを学んでいる日々です。これからも沢山のことを吸収し、良い大会をつくっていきたいと思っています。
 スポーツは沢山の可能性を秘めていると私は信じています。スポーツの語源は「遊ぶ」ですが、遊ぶことから始まったスポーツが、ここまで人の心動かします。箱根路を走る選手達もまた、応援している方々の心を動かしています。それは、沢山の人の思いを背負ったたすきを、たったひとりで繋げる選手の「思い」が伝わってくるからだと思います。そのような大会に関われることに誇りを持つと共に、感謝の気持ちを忘れずに運営に携わっていきたいです。
 今大会では、鶴見中継所を担当致します。大会当日選手や監督、そして沿道の皆様が一体となり、暖かい歓声と笑顔で選手を支えて頂ければ幸いです。拙い文章ではありましたが最後までお読みいただきありがとうございました。