これまでの裏方日記−箱根駅伝を支える学生たちが書いています−

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2012年12月03日
 第8回「出会いと発見の1年目」羽山祥世

 こんにちは!常任幹事を務めています、お茶の水女子大学文教育学部2年の羽山祥世です。学連には今年から入り、学年は2年生ですが、89回大会が学生幹事として関わる箱根駅伝の初陣となります。

 2012年も残り1ヶ月を切りましたが、皆さんにとって、この1年はどのような年でしたか。私にとっては学連生活が始まった大きな変化の1年、そしてなにより大好きな陸上競技との新たな繋がりが始まった充実の1年でした。
 小学生の頃から競技者として陸上競技と関わってきましたが、運営という新たな関わり方によって、今まで当たり前だった競技会がどれほど多くの人の支えによって成り立つものであるかを目の当たりにしました。多彩な競技内容は陸上競技の魅力であると同時に、審判・補助員の方をはじめ多くの方の協力なしには競技会が成り立たないということでもありました。
 トラック&フィールドの大会では、私は選手のエントリー集計、レーンや試技順の決定といった番組編成、そして大会当日の記録(競技結果)を扱う仕事をしています。競技者時代、走り終えるたびに結果に一喜一憂したものでした。そんな、競技者の皆さんにとってとても大切な記録。責任重大、けれどもそれに誇りをもって仕事を全うしていきたいと思います。
 さて、2012年といえば夏に開催されたロンドンオリンピックも記憶に新しいかと思います。開会式の選手団入場では、出場選手数が一桁の国から何百人といった国まで、実に多くの選手が陸上競技に出場していることに衝撃を受けました。環境も設備も関係ない、陸上競技は多くの人に開かれたスポーツであることに胸が熱くなりました。月並みですが、「やっぱり陸上っていいなぁ」と思うのです。

 箱根駅伝では、ご存知の通り大手町から芦ノ湖まで公道を規制して大会が開催されます。安全に競技を行うにあたって欠かせないのが規制に使用するコーンやコーンバー、規制テープなどで、私はその手配を担当しています。(なんと2000個以上ものコーンが使用されるんです!)先輩とひとつひとつ確認しながらミスのないようにし、当日の選手の安全を守るべく準備を進めています。
 箱根駅伝の準備と並行して、関東学連が共催として関わる視覚障碍者と市民ランナーのためのロードレース大会も担当しています。普段は学生による勝負の世界を見ていますが、また違った陸上競技の一面に出会い、改めて自分自身のなかで陸上競技というものが捉え直されるのかもしれません。

 毎年、我が家のお正月にはお屠蘇におせち、そして箱根駅伝の三拍子が必須です。テレビ観戦が沿道での応援へ、そして前回大会は補助員として関わりました。今年のお正月に感じた「もっと近くで箱根駅伝に関わりたい」という気持ちが今の自分に繋がっています。89回大会を目前に控え多忙を極める日々ですが、こうして箱根駅伝の運営に関わることができて本当に幸せです。選手の皆さんの最高の走りを支える最高の運営を目標に、あと1ヶ月、励んでいきたいと思います。

 次回の日記は、関東学連では少数派の理数系、中井くんです!