駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.215

第7回「盛運の廻り年」

公文 こころ

 駅伝ひろばをご覧の皆さん、こんにちは。常任幹事を務めております横浜市立大学国際教養学部1年の公文 こころ(くもん こころ)と申します。大学では教養学や都市学を中心に学んでおります。本学では英語が必修科目であり、2年生終了時までに単位を修得しなければならないのですが、私はまだ修得出来ておらず両親からは心配の連絡が鳴りやみません。1月までには修得し両親が安心して箱根駅伝を観戦できるようにしたいと思います。

 おそらく日本人の3分の1ほどの方々に当てはまると思いますが、私にとって箱根駅伝とはお正月に曾祖母の家に親戚一同が集まって、ひとつのテレビで見るものでありました。フィニッシュを目指してひた走る東海大学・佐藤悠基選手の姿を見て、私も佐藤選手のように箱根路を駆け抜けたいと思ったこともありました。男子学生の為の大会と知ったのはもっと後のことでしたが、走ることが楽しくなり、地域のマラソン大会やロードレースに参加するようになりました。しかし中学校では陸上競技部には入らず、友人に誘われバスケットボール部に入部しました。チームスポーツの楽しさに目覚め、高校でも競技を続けました。大学で陸上競技に戻ってきましたのは、高校の恩師の勧めによります。恩師に胸を張って報告できるよう業務に取り組んでいきたいです。

 先日、出雲大社でおみくじを引きましたら「本年は盛運の廻り年であり、あたかも爛漫の桜花に旭日の照り映えるような年である」と書いてありました。いったいどんな年だと突っ込みたくなる気持ちもありますが、とてもいい一年になりそうな感じがします。皆さまに明るさを届けられるよう張り切っていきたいです。

 箱根駅伝当日は小田原中継所を担当いたします。新春の箱根路を駆け抜ける選手たちに暖かなご声援をぜひよろしくお願いいたします。