駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.145

第3回「誰かのために」

山之口 航

 関東学生陸上競技連盟で常任幹事を務めております駒澤大学4年の山之口航と申します。箱根駅伝は、4年連続4回目の運営となり、学生生活最後の箱根駅伝となります。今までの経験を活かし、精一杯、「選手」のために頑張りたいと思います。
 さて、私は、関東学連の上部組織である、公益社団法人日本学生陸上競技連合(日本学連)の幹事長も務めております。日本学連では、6月の日本学生個人選手権、9月の日本インカレや出雲駅伝、全日本大学駅伝などの全国大会を運営しております。また、北海道・東北・関東・北信越・東海・関西・中国四国・九州の全国8地区ある地区学連をまとめるのも、日本学連の仕事です。そのような全国の学連幹事のトップである幹事長の私には、ある目標があります。それは、「自分でない誰かのために」です。「選手」・「観客」はもちろん、大会運営には欠かせない「審判の先生方」や「スポンサーの方々」など様々な関わりのある方のために頑張っていこうと心に決めて、幹事長になりました。まだ、幹事長としての任期もあり、まだまだこれからと思っていますので、最後の大会である箱根駅伝が終わるまでは、「誰かのために」頑張っていきたいと思います。
 箱根駅伝の主役はもちろん「選手」であります。私は、「選手」が輝くために、日夜業務に励んでおります。箱根路を走る選手が輝く、それが私の箱根路です。選手が輝くために「キラキラの笑顔」で大会運営をしたいと思っております。
 現地で観戦・テレビ・ラジオで応援してくださる方々に「駅伝選手は輝いている」と思っていただけたら、嬉しく思います。皆さま、選手が輝く箱根駅伝をとくとご覧あれ!