駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.194

第13回「魅せる!24チームの“熱い青春”」

三代 さくら

 駅伝広場をご覧の皆様、こんにちは!明治学院大学3年の三代さくらと申します。
大学3年生となり、永遠に続くような感覚のあった学生生活も残り1年半となりました。

 欧州遠征を始めとして今年も挑戦し続けた1年でした。
昨年は大学生という人生最後の学生生活を後悔しないためにも、今まで見たことのない世界へ踏み出してみたいと思い海外留学を決めました。留学先では辛くて逃げ出しそうになったこと、思い出しただけで楽しくて踊りだせるようなことなど、様々なことを経験しました。それらの経験をし、辛いことばかりに目を向けるのではなく“今を楽しむ”ことの大切さを学びました。さらにそのときに得た「怖がらずとりあえずチャレンジしてみる」ということを欧州遠征でも活かすことができ、関係ないかのように思っていた学連の活動と、留学経験も繋がっていたということを体感しました。

 先述した欧州遠征では企画の立案から遠征当日までの期間が短く、かつ私自身が遠征の担当経験がなかったことから、慌ただしい日々となりました。しかし、行き詰っていた日々の中で  さりげなく寄り添ってくれた同期のおかげで、忙しくも楽しい時間を過ごすことができました。

 約1か月半後に迫る箱根駅伝。お正月の風物詩ともされている箱根駅伝を、多くの方が楽しみにしてくださっているのは、学生スポーツならではの“青春”を感じられるからではないでしょうか。箱根駅伝を観ることで、高い壁に挑戦し続けた淡い“青春“の日々が蘇ってくる人。箱根駅伝を走りたい、目標を見つけて物事に熱中したいなどそれぞれの夢や目標に向かい”青春“へ懸け出す学生。このように人の心を動かすきっかけともなる箱根駅伝には、チームから選出されたすきを繋ぐ選手、選手のサポートに回る人、補助員としてチームに貢献する人、そこには箱根駅伝出場23チームすべての人の”熱い青春“、そして私たち学連幹事31名一人ひとりの“青春“も詰まっています。多くの人の記憶に残る95回記念大会を目指し、残りの1か月半、私たち学連幹事も24番目のチームとして全力で駆け抜けて参りたいと思います。