駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.176

第17回「ポスターいかがでしたか?」

島 萌美

 こんにちは。常任幹事を務めております、東京農業大学3年の島萌美と申します。
 箱根駅伝の運営として関わるのはもう3年目となり、時の流れの早さを感じる毎日です。

 年間を通して開催される関東学連の主催大会では、1年生から主に印刷物の担当として日々の業務に取り組んでいます。どの大会も、印刷物(ポスター・プログラム等)を「ひとつの作品」とし、ミスなくよいものを作り上げるために原稿の作成や校正をしています。特にポスターやプログラムの表紙は大会中に電光掲示板に表示されたり、大会の顔となることが多いため幹事同士で相談し合い、全員が納得したものを決定しています。
 日々の業務でがんばってきたものが形に残るという点で、とてもやりがいを感じています。

 さて、今回の箱根駅伝のポスターは、もうご覧くださいましたか?
 シックな紺色がメーンとなっており、例年赤をメーンとしているものとは、一味違ったものになりました。背景には箱根の名産品である「寄木細工」の模様を、金の文字はお正月の華やかさを出すために特殊な加工を施しています。掲載されている選手は、前回の箱根駅伝で3年生以下の区間賞を獲得した選手たちです。
 今大会のポスターも、私たちの自信作です。街中で目にした際は、細かい点までご覧ください。また、ポスターはプログラムとコースマップのセットで販売をいたしておりますので、ぜひお買い求めください。

 箱根駅伝は94回という長い伝統があります。この伝統を繋いでいるということに誇りを持ち、気を引き締めて抜かりなく準備を進めたいと思います。
 当日、沿道で応援される方々は、危険のないように「応援に関するお願い」をご覧いただき、楽しんでいただけたらと思います。

 それでは皆様良いお年をお迎えください!