駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.107

第2回「ついに…」

中村愛純

 皆さんこんにちは!関東学連常任幹事、駒澤大学4年の中村愛純と申します。気がついたらもうこの日記を書く時期になっていました。第91回箱根駅伝はもうすぐそこまで来ています。関東学連の学生幹事も、中継所や車輌など担当ごとに分かれ、当日の運営に向けた準備を進めています。

 私は4年連続でスタート・フィニッシュを担当します。1月2日の大手町、スタート直前は緊張に包まれていますが、ピストルの音が鳴るとその雰囲気は一転、大歓声に包まれます。その瞬間を思い出すと、今大会も選手を無事に送り出せるように頑張ろうとさらに気合いが入ります。今年はついにスタート・フィニッシュ班の主任になりました。副主任だった過去2大会も「自分が主任のつもりで頑張る!」という気持ちで運営してきましたが、いざ主任になるとさらに身が引き締まる思いです。後輩たちも自分が主任のつもりで頑張ってほしいと思います。

 また、中継所以外にもそれぞれに業務があります。私は年間を通して大会運営に必要な物品の準備を担当してきました。物品担当の業務には、在庫の確認など一見地味に思える作業もたくさんありますが、私たちが確認し準備しているものの、一つひとつが運営に欠かせないものばかりです。4年生にして初めての物品担当だったので、試行錯誤・悪戦苦闘の日々でしたが、もうそんなことは言っていられません。箱根駅伝は中継所・車輌とそれぞれ別の場所で活動するため、特に多くの物品が必要になります。今年1年の経験をフルに活かして大会の直前まで確認を怠らず頑張ります!

 冒頭にも書きましたが第91回箱根駅伝はもうすぐそこまで来ています。私にとっては、4年目、ついに最後の箱根駅伝です。悔いなく後輩たちに運営の襷を繋げるように全力で頑張ります!
そして、この日記の襷も繋がり始めました。今年も箱根駅伝の直後まで、個性豊かな日記が続くと思いますので、最後までお付き合いいただけたら幸いです。

1月2日の朝、スタート・フィニッシュ班のメンバーと