駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.167

第8回「愛される大会を目指して」

柳井 ひとみ

 駅伝ひろばをご覧の皆さま、こんにちは! 関東学生陸上競技連盟で常任幹事を務めております日本体育大学3年の柳井ひとみと申します。

 この学連日記を書くのも3回目、大会運営の立場として箱根駅伝を迎えるのも3年目となりました。94回大会も3回目の担当となる小田原中継所で過酷な山道を駆け上がっていく選手を送り出し、駆け下りてくる選手を迎える中継所の主任を務めます。

 選手はこれまで必死に練習を繰り返し行い、バックアップして、支え、応援してくれている家族や監督、コーチ、マネージャー、関係者全員の気持ちを背負って、一生懸命走ることと思います。そんな選手を無事に迎え、送り出せるよう1月2日、3日は小田原中継所で運営する4年生1名、3年生1名、2年生3名、計5名の仲間とともに大会までの残り50日を全力で励みます。

 小田原中継所は、前回大会から往路中継所の場所を変更したことにより、小田原〜箱根町が大変混雑いたします。小田原中継所に来られるまでの公共交通機関の混雑により、乗車いただくまでにもお待ちいただくこととなります。そのため、お近くの沿道で応援されることをおすすめします。

 箱根駅伝が多くの方々に愛される大会を目指し、安全な大会運営をしていくためにも、皆さまのご協力があってこそだと思っております。是非とも応援マナー、注意事項をお守りくださいますよう、ご協力をお願いいたします。

 新春の箱根路を駆け抜ける210名の選手に、沿道やテレビ・ラジオから、ぜひ皆さまの温かいご声援をよろしくお願いいたします!