駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.35

幹事長としての活動を終えて  

益田 雄次

 みなさんこんにちは、幹事長の益田です。早いもので箱根駅伝が終わって20日近くが経ちました。今大会は、予選会突破5校がシード権を獲得するという、まさに群雄割拠の駅伝となりました。前回、前々回は棄権がありましたが、今大会は棄権校もなく、全てのチームが大手町のFINISHに戻ってこられたことを、大変嬉しく思っています。
 私は当日、大会本部車に乗り、各大学の運営管理車への指示出しなどを行いながら、大会本部から来る情報をもとに、審判長と共にレース全体を統括していました。
 レースが終了したら、きっと泣いてしまうだろうと思っていたのですが、現場ではあまり実感が湧きませんでした。最近になってきて寂しさが出てきた感じがします。
 箱根駅伝が終了し、私の学連での業務は終了となりました。学連での4年間を通して、多くのことを学ぶことができました。普通の学生では経験できないことを経験できました。社会に出るにあたって、大きな自信にもなりました。
 箱根駅伝は、道路を使用するにあたり正月返上でご協力いただいた警視庁、神奈川県警の方々、往復217.9kmに及ぶコース上でそれぞれ交通整理をしていただいた東京・神奈川陸協の方々や関東学連所属大学の補助員の方々など、数え切れない人たちの協力を得て運営できています。
 本当に貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました。
 4月からは、学連OBとして後輩達のサポートをしていければと思っております。選手と同様、学生幹事の襷も次代へと繋がっていきます。

86回大会に出場した各校の襷

閉会式を終えて