駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.204

第23回「新たな取り組み」

笹森 風花

 駅伝ひろばをご覧の皆様、こんにちは。常任幹事を務めております、順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツマネジメント学科3年の笹森風花と申します。

 私は今年度のすべての主催大会において、記録・エントリーを担当しました。各大会のエントリー作業を主に行っており、エントリーシートの作成や競技会の番組編成などを行っています。大会では目立つことがなく裏方だと思われる役割ですが、大会を運営するにあたりとても大切な役割です。番組編成は選手の組やレーンを決定するもので、プログラムに掲載されるため、ミスがないよう確認を徹底しながら業務にあたっています。
私が初めて記録主任を担当した第28回関東新人では、苦労の連続でした。プログラムに掲載するための情報として、パーソナルベスト(PB)とシーズンベスト(SB)、ふりがなの英語表記を追加し、情報が増えたため集約作業にかなり時間がかかりました。うまくいかずに悩んでいた時も学連幹事のみんなの協力があって無事に終了し、本当に感謝しています。大会ではPBやSBを更新した選手の記録の横にはPB、SBと大型スクリーンに表示されるようになり、スタンドの観客の方々にまで記録が伝わるようになりました。集約作業は大変でしたがやって良かったと感じています。関東新人は初めての記録主任を任され不安でしたが、PBやSBを更新した選手の笑顔をみることができ、頑張って良かったと思える大会となりました。

 さて、12月10日にチームエントリーも終わり、いよいよ箱根駅伝が近づいてきました。私は、前回大会に引き続き小田原中継所を担当します。大会の成功のため何度も小田原まで足を運び、挨拶回りや打ち合わせを重ねてきました。協力してくださるすべての関係者に感謝し、箱根駅伝当日は安全に大会を運営することに努めていきたいと思います。小田原中継所では箱根駅伝当日の1月2、3日に大変混雑が予想されます。マナーを守り応援をよろしくお願いいたします。