駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.102

第18回「チームワーク」

中村愛純

みなさんこんにちは!関東学連で常任幹事を務めています、駒澤大学3年の中村愛純です。私もまた、駅伝ひろばでの駒澤大学のたすきを受け取ったわけですが、当然ながら関東学連には様々な大学に所属する学生幹事がいます。それぞれの母校や応援している大学が異なるので、仕事の合間に優勝予想などちょっとした議論が交わされることもあります。私は、そんな他愛もない学生間の会話も大会運営に必要な「チームワーク」につながっていると思います。
 関東学連では年間9つの大会を主催していますが、その大会では特に「チームワーク」が欠かせません。大会中、学生幹事はいくつもの部署に別れて審判活動をしていますが、別々の場所で別々のことをしていても、その全てが競技をスムーズに進行させるために実はつながっているのだと大会を重ねるごとにひしひしと感じます。また、逐一トランシーバーや携帯電話で連絡を取り合ったりするのはもちろん、すれ違った時に声を掛け合うような小さなコミュニケーションも情報共有となります。少し手の空いた時に「さっきあの人が忙しそうだったけど、今自分にできることはないだろうか」と考えて行動することで、お互いをフォローすることができます。どんなに小さな気遣いも大事な「チームワーク」だと私は思います。
 ここまで、私たちのように大会を運営する側のチームワークについて話してきましたが、この日記を読んでいる皆様が楽しみにしてくださっている箱根駅伝では出場校の選手たちもいろいろなところで「チームワーク」を見せてくれることでしょう。素晴らしいチームワークと強い走りで優勝するのはどの大学か、皆様注目してください!!