駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.225

第17回「支えられることに感謝」

本松 貫太

 駅伝ひろばをご覧の皆さん、こんにちは!関東学連で副幹事長を務めております、千葉大学2年の本松貫太と申します。昨年初めて駅伝ひろばに書かせていただいてから早一年経とうとしており、時の流れの早さに大変驚いている次第です。

 私は今年7月28日に慶応義塾大学日吉キャンパス陸上競技場にて行われた、第15回トワイライト・ゲームスの大会担当を任せていただきました。この競技会では他とは異なった、陸上競技を「魅せる」ことをコンセプトとしており、約2か月間をかけて準備を進めて参りました。「魅せる」を考えながら、選手のパフォーマンスレベルを下げないように配慮し、運営自体に支障が出ないよう、あらゆる角度の視点でバランスを取りながら準備を進めていく難しさに戸惑い続ける毎日でした。しかし、沢山の支え・協力のお陰もあり無事大きなトラブルなく終えることができました。失敗・成功含めとても大きな経験を得ることができたので、今後の糧にしていければと思います。

 さて、話は変わりますが、先日、大学の陸上競技部でマネージャー活動をしていた時、選手から練習後、「ありがとう」と言われました。その時は何気なく「お疲れ様」と返しました。でもその時、ふと思いました。僕たちは普段感謝をされますが、私たちは目標に向かって全力で頑張る選手達がいるからこそマネージャーとしてサポートすることができます。それは普段の競技会運営でも同様で、Track&Fieldやハーフマラソンなどのロードレース、そして駅伝、各大学の選手が様々な目標に向かってレースに挑む姿を見せてくれるからこそ、私たちも支えになれるよう全力で頑張ろうと思うことができます。

 なので、私は常に選手への感謝を忘れないようにしています!中々恥ずかしくて言葉としては伝えられておりませんが、その分より良い環境で競技ができるよう準備や運営を怠らないなど、行動で表すことができればいいかと思っております!

 私は箱根駅伝当日、運営車両に乗務し、各大学の選手が最後まで安全にレースができるよう見守ります。大会運営をサポートしてくださっている各企業様や陸協の先生方、学生補助員やボランティアの方々だけではなく、熱いレースを魅せてくれる選手たちに「感謝」しながら精一杯頑張ります。

 そんな選手たちのためにも、沿道で観戦される皆様は、本連盟ホームページ内の「交通規制・沿道での応援に関するお願い」を、是非一度ご一読ください。

 最後までご覧いただきありがとうございました!令和初めての箱根駅伝を制するのはどの大学か、お楽しみに。