駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.64

第88回箱根駅伝学連日記ー第24回ー 戸塚中継所主任 

野寺 巧寛

 戸塚中継所の主任を担当します明治大学法学部法律学科4年の野寺巧寛です。

 先日、日記を書かせていただいたばかりなので、早速、戸塚中継所の紹介をさせていただきます。

★中継所の概要

戸塚中継所はその名の通り、横浜市戸塚区、国道1号線沿いに位置しています。往路は2区と3区の選手、復路は8区と9区の選手のタスキリレーが行われます。戸塚駅からは歩いて30分程度と少し遠いため、他の中継所と比べて沿道で応援される方々には地元の方が多いように感じます。

★中継所準備で力を入れたこと

選手の安全とパフォーマンスへの配慮を第一として、沿道で応援される皆様との関わりに力を入れました。戸塚中継所周辺の道路は歩道が狭かったり、車輌の通行量が多かったりと、人が殺到すると大変危険です。この危険を防止するために、整理・規制の補助員を多く配置し、指示系統を整えました。また、学生幹事が常に詰める場所を中継所の外側に設け、沿道で応援される皆様の動きや声を多く取り入れられるように準備を進めました。

★中継所の見どころ・観戦にあたっての注意点

概要にも書いた通り、本中継所では2区の選手から3区の選手へのタスキ渡しが行われます。2区は各校のエース選手、3区は各校の準エース選手が担います。各大学のエースがラストスパートでスプリントを効かせて中継所に飛び込んでくる姿は圧巻です。また、タスキを渡される3区の選手のスタートダッシュにも注目です。しかし、それよりも心をうたれるのは、選手と選手の絆です。まさに大学の看板を背負っているエースから、次世代のエースとなる選手へのタスキリレーは希望に満ち溢れています。なお、観客の方は中継地点の近くへは寄れませんので、選手をよく見たい方はテレビでのご観戦がおすすめです。しかし、遠くからでも選手のエネルギーは強く伝わってきますので、是非、戸塚にお越しください!

 次回の学連日記は平塚中継所の主任の野口が担当いたします。