駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.40

第87回箱根駅伝学連日記ー第6回・第87回箱根駅伝を終了してー

風間 実可子

こんにちは!関東学連幹事長の風間です。第87回箱根駅伝ではたくさんのご声援をいただき、ありがとうございました。
 今大会は、優勝と2位のタイム差が史上最小の21秒差となり、総合記録でも大会新記録が更新されるという、非常に高いレベルでの争いになりました。また、往路優勝の東洋大学も往路新記録、区間新記録も2つ更新され、多くのチームがベストを尽くすことができたのではないかと思います。棄権校もなく、全てのチームが大手町に帰ってくることができ、非常に嬉しく思っております。
 私たちは、10月の予選会が終了してから本格的に準備を進めてまいりました。例年通りとはいかない点も多々ありましたが、箱根駅伝を目標に努力してきた全チームに最高の舞台を提供できるよう、共催の読売新聞社と共に、試行錯誤を重ねながら準備をしてきました。
 私は大会当日は、大会本部車に乗務し、各チームに1つずつ用意されている運営管理車への指示出しや、大手町の大会本部と連絡を取り合いながら、審判長とともにレースの統括を行っておりました。
 閉会式が終了したら感極まって涙を流してしまいましたが、感動や達成感よりも、これで学連での活動が終わってしまうという寂しさを強く感じました。最近になって、終了したということを改めて実感しております。
箱根駅伝は、非常に多くの方々のお力によって支えられています。主催である私たちの他に、共催である読売新聞社、様々な面でご協力をいただいている協賛社・後援社、道路を使用するにあたり、正月返上で大変なご協力をいただいている警視庁、神奈川県警の方々、往復217.9kmに及ぶコースを整理していただく東京陸協、神奈川陸協の審判員、関東学連加盟校の補助員の方々、中継所付近の方々など、数えきれない程多くの方のご協力により、成り立っています。この場を借りて、感謝申し上げます。
箱根駅伝が終了し、私の学連での業務も終了となりました。私は常々「笑顔」と「感謝の気持ち」を心に留めて学連での業務を行ってきましたが、最後に笑顔で終了することができ、嬉しく思っております。学連での4年間は、非常に多くのことを学ぶことができました。企業・関係各所の方々と接する機会も非常に多く、様々な出会いがあり、普通の学生では経験できないことを数多く経験させていただき、社会に出るにあたっての自信をつけることができました。
4月からは学連のOGとして、学生幹事とは違う立場から学連をサポートしていければと思っています。今後とも箱根駅伝への温かいご声援を、よろしくお願い致します。
本当にありがとうございました。

4年生

集合写真