駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.163

第4回「MY DREAM」

二見 百香

 学連日記をご覧の皆様、こんにちは! 関東学生陸上競技連盟で常任幹事を務めております、日本体育大学スポーツ文化学部スポーツ国際学科1年の二見百香と申します。大学では、スポーツによる国際相互理解、国際社会に対して日本の精神に根ざしたスポーツによる開発援助、国際協力、国際交流について日々専門分野を学んでおります。また、オリンピック選手を日本一多く輩出している日体大ならではの元オリンピック選手による本格的な指導も受けています。将来は、世界の難民の子供たちにスポーツを教えたいと思い毎日実技の授業で身体を動かしております。

 駅伝は日本発祥のスポーツであり仲間や家族の思い、母校の伝統・歴史を背負い一分一秒でも早く「たすき」をつなぐ競技です。近年では、世界各地で駅伝が行われ駅伝の魅力がさらに高まりつつあります。私の地元・伊勢市では、全日本大学駅伝が毎年行われています。小学生の時から駅伝を観に行き、駅伝の素晴らしさに魅了され大学では「見る」側ではなく「支える」側として駅伝にかかわりたいと思いマネージャーをしたいと考えておりました。しかし、日本体育大学の駅伝ブロックの女子マネージャーはなくなっていて、何らかの形でも陸上にかかわりたいと思い先輩から学連の存在を教えていただき学連幹事になろうと決めました。私は小中高と運動ばかりしていたので毎日パソコンと向き合って作業をこなすのはとても辛かったですが、私たちの一つひとつの作業が大会運営に役立っていることを考えるとワクワクドキドキした気持ちになりました。先輩方のように多くの業務を丁寧にこなし、今の私の夢である全日本大学駅伝で高校の恩師とともに大会運営をするという目標を実現したいです。

 私は普段関東学連から派遣されて関東をはじめとする全国8地区の学生陸上競技連盟を統括している日本学生陸上競技連合(日本学連)に所属しております。主な主催大会は、6月の日本学生個人選手権、9月の日本学生対校選手権(日本インカレ)、そして10月の出雲駅伝と全日本大学女子駅伝、11月の全日本大学駅伝、学生三大駅伝2つを日本学連で関わります。もうひとつの学生三大駅伝である、箱根駅伝には関東学連の一員として関わります。

 毎年お正月にテレビで観てきた、伝統と歴史のある箱根駅伝に関われることは夢のようです。大会役員として迎える初めての箱根駅伝では、これまでと違った角度から大会をみていきたいです。

 警察、企業、陸上競技協会の審判の方々、学生補助員、先生方、OB・OGの先輩方といった多くの方々の協力があってこその箱根駅伝です。多くの方に感謝するとともに選手たちが笑顔でゴールできるように全力でサポートしていきます。また、選手ではないですが大会運営スタッフとして応援してくださる皆様に勇気、感動を届けられるように頑張りますので是非、箱根駅伝を見てください!!