駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.16

天下の険に挑む選手たちを送り出すー第85回大会学生スタッフ自己紹介第3弾

小島 緑

 今年度会計を担当している小島緑(おじま みどり)です!日本女子体育大学の体育学部運動科学科スポーツ科学専攻です。総合型地域スポーツクラブの研究をしていて、世田谷の総合型スポーツクラブ「烏山スポーツクラブユニオン」の冊子の作成をしています。

【学連に入った時の感想と今の印象】
 高校生の時に学連の存在を知りました。今までずっと選手としてやってきましたが、裏方として大会を支えていきたいと思いました。1つの大会を行うにあたり、たくさんの方に支えられていると実感します。感謝の気持ちを忘れてはいけないと思いますね。

【学連の仕事における担当】
 現在、会計としてお仕事させていただいております。エントリー・登録・審判講習会の予算管理や、各大会では、学連控室で審判・学生審判・補助員の方々の対応をしています。たくさんの人々が出入りする学連控え室は、大会を支える人たちの生の声が一番聞ける場所だと思います。

【箱根駅伝での担当】
小田原中継所を担当します。この中継所は、箱根の山を戦う選手を送り出し、戦った選手を迎える場所です。私たちの仕事は、事前に関係各所へ挨拶まわりに行ったり、打ち合わせをしたりします。

【箱根駅伝の好きなところ】
 選手が近づいてくる時とタスキを繋ぐ瞬間です!!涙が出そうになります。選手が近づいて来るに連れて、沿道の小旗がバサバサバサ…と除々に大きくなるのがわかるんです。大きくなるにつれて中継所スタッフの緊張も高まります。タスキを繋ぐ瞬間は一瞬の出来事ですが、走ってきた選手がタスキを次の走者に渡す…それと一緒に頭をポンっと叩いて一言、「頑張れ」と言って送り出す。タスキを受け取った選手にとって、何よりも励みになる言葉だなあと思います。

【あなたの座右の銘、または気に入っている言葉】
 「立ち止まったら原点に戻れ」=中学校時代のバレーボール部の顧問の先生に言われた言葉です。何か嫌になった時や浮かれている時に思い出しますね。始めた時の気持ちは忘れがちですが、心に刻みこんであります。

【第85回大会への意気込み】
 初めて主任・会計としてお仕事させていただきます。今まで以上に緊張感を持って臨みたいと思います。

【全国の箱根駅伝ファンの皆様へ】
 学連に入って初めて、実際に箱根駅伝を見ました。まず、沿道の観客の数、車の数、走路員の数に驚きました。テレビで見ているより、はるかに多く、すごく刺激を受けました。みなさまもぜひ、実際に足を運んでご覧になって下さい。