駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.17

副幹事長として大会を引っ張るー第85回大会学生スタッフ自己紹介第2弾

益田 雄次

 今年度、関東学生陸上競技連盟で副幹事長を仰せつかっております駒澤大学3年の益田雄次(ますだ ゆうじ)と申します。昨年度までは、常任幹事という立場で仕事をしていましたが、今は、副幹事長ということで、幹事長のサポート役をしながら、自分の仕事をしています。普段の大会では主に、審判・補助員の統括を中心としています。
 
 さて、84回大会からあっという間に半年が経ち、85回大会の準備に取り掛かる時期になりました。さてここでは、学生幹事が箱根駅伝を運営するにあたってどのようなことをしているか少しだけご紹介します。

 まずは、東京から箱根までの審判・補助員の配置です。選手が安全に走行するのに必要不可欠です。毎年、本戦では白いウェアを着用しているのが、地元の陸上競技協会の先生方で、黄色ウェアを着用しているのが、関東学連に加盟している現役学生です。両方の人数を合わせると2000人近くになり、多くの皆様に支えられていることがわかります。
 
 次に、車輌関係です。選手の走っている後ろに監督、マネージャが乗車している運営管理車が走っているのをテレビで見た方も多くいると思いますが、その車輌や他の車輌の手配も学生幹事が行っています。仕事もただ車を借りればよいというわけでもなく、車輌を走らせるのにあたって警察と交渉したり、搭載するスピーカーの確認をしたりするなど仕事は様々です。
 
 また、箱根駅伝の風物詩になっている、スタート・フィニッシュ地点での応援団の応援合戦がありますが、その応援場所を確保するためにビルの所有者などに挨拶に行ってお願いをしています。大手町では往路と復路ではコースが違うので、数にして11社にお願いをしています。
 
 他にも仕事内容は様々ありますが、ここでは書ききれませんので、このくらいにさせていただきます。箱根駅伝は多くの学生アスリートが目標としており、年々規模も大きくなり、注目度も高い大会です。皆様からの励ましを糧に85回大会が過去最高の大会になるよう私たち学生幹事一同頑張っていきたいと思います。

 まずは、10月18日土曜日に立川で行われます箱根駅伝予選会を注目していただきたいと思います。皆様の応援が選手の力になりますので、10月18日は立川で箱根を目指す選手の応援をお願いします。

下段右に写っているのが益田副幹事長(6月9日、2008個人選手権にて)