駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.88

第4回「地域の支えを忘れずに」

小林亨輔

こんにちは、関東学連で常任幹事を務めております、専修大学法学部2年の小林亨輔と申します。昨年度に引き続き今回も鶴見中継所を担当いたします。2区は皆さんもご存知のように「花の2区」と呼ばれ各校のエースや留学生ランナーが登場する区間で、山登りの5区に並ぶ重要区間です。来年の1月2日も各校のエースが素晴らしい走りを見せてくれることでしょう。
さて、来年1月の90回大会は私が運営に携わる2回目の箱根駅伝になりますが、昨年度の箱根駅伝(89回大会)を経験して、箱根駅伝がどれほど多くの人々に支えられているかを強く感じました。特に私が担当している鶴見中継所周辺は住宅地であることや車の通りの多い横浜市、川崎市の道路を使用することもあり、中継所近隣にお住いの方々のご理解・ご協力は大変ありがたいもので、無くてはならないものです。
また、お正月の朝早くから集合していただいている神奈川陸上競技協会の審判の方々や、帰省する予定をずらしてまでお手伝いいただく各大学の補助員の学生などの協力も、国民的行事となった箱根駅伝の運営には不可欠なものであることを昨年度の箱根駅伝で強く感じました。
今年度はご協力いただいている方々への感謝と、こうした方々のためにも大会を成功させるという責任感をより一層強く持って、90回を迎える箱根駅伝を素晴らしいものにしていきたいと思います。箱根駅伝を影で支える人々にもご注目いただきながら、新春の箱根路を駆け抜ける学生ランナーに大きなご声援をお願いいたします。