駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.62

第88回箱根駅伝学連日記ー第22回ー

緒方 信也

 こんにちは。今回の学連日記は、関東学生陸上競技連盟2年常任幹事、立教大学観光学部観光学科の緒方信也が担当します。覚えていただいている方がいれば嬉しいのですが、前大会、自分は関東学連選抜チームのマネジャーとして学連日記を担当しました。自分にとって前回の箱根駅伝はずっと憧れ続けていた箱根駅伝に初めて関わり、様々な経験をすることができた大会でした。
 初めて行った、チームエントリー、区間エントリーでは自分の手が震えました。また、大学が違う中で一つのチームとして素晴らしい選手達と一緒に参加できた千葉県での合宿、2回の練習会は自分にとって大きな宝物になりました。そして、迎えた1月2日、3日の箱根駅伝では、監督と一緒に憧れの運営管理車に乗車し、身近で選手の必死の走り、監督の檄を見聞きすることができました。自分がそこにいることがまるで夢のような体験でした。そして、改めて箱根駅伝という大会が持つ何かを感じることができ、この大会に関われていることの嬉しさを感じました。
 10区間を10人で一本の襷を繋ぐ箱根駅伝、その裏には長い時間の練習の積み重ね、また走れなかった選手の想い、サポートがあると思います。目には見えないものを力に走る選手達を自分は関東学生陸上競技連盟の学生幹事として一生懸命支えていきたいと思います。本大会では、自分は大手町、芦ノ湖で往路、復路のスタートとフィニッシュを担当します。今年は選手を見送り、迎える立場ですが、前大会の箱根駅伝から経験できたたくさんのことを糧に、自分がやるべきことに一生懸命取り組みたいと思います。また、自分は箱根駅伝では報道という仕事も担当します。報道とは箱根駅伝の報道取材や広報を担当する仕事です。まだまだ、分からないことだらけで、先輩にいろいろ教わりながらの状態ですが、箱根駅伝のより良い報道、広報活動を目指して自分なりに一歩ずつ成長していきたいと思います。箱根駅伝まであと2週間を切り、選手と同様に学生幹事もここからが大会運営に向けてのラストスパートです。協力していただいている多くの人への感謝を忘れずに箱根駅伝に向けて自分が日々できることを考え行動し、選手たちにも、自分自身にも素晴らしい大会にできるように頑張っていきたいと思います。
 来年のお正月も箱根駅伝へのご声援をよろしくお願いします。
 次回の学連日記は鶴見中継所の主任の藤森です。藤森の日記から箱根駅伝の前日まで、各中継所、スタート・フィニッシュ主任の学生タスキリレーをします。どうぞお楽しみに!