駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.56

第88回箱根駅伝学連日記ー第16回ー

齊藤 貴浩

 はじめまして。関東学生陸上競技連盟で常任幹事を務めております、日本体育大学2年生の齊藤貴浩です。大学では、選手と共に寮で生活しながら、高校の保健体育の教員になるべく、日々勉強しています。

 私は、先日まで大学の陸上競技部で十種競技の選手として活動していました。素晴らしい仲間や練習環境がありましたが、陸上競技に自分が貢献できることはないかと考えたとき、関東学連に所属することを決意しました。
 また、体育の教員になるという夢を叶える為にも、この関東学連での仕事はとても大切な経験だと思います。

 さて、箱根駅伝ではほとんどの仕事を学生幹事が行っています。私の仕事は応援団のとりまとめです。応援団のパフォーマンスは箱根駅伝の名物の一つです。ご存じの方も多いと思いますが、大手町箱根町のスタート・フィニッシュ近くで応援団が活動しています。私はその活動場所の確保、各大学への注意事項の連絡、調整などを行っています。大手町や箱根町の企業へ連絡するときや、挨拶に伺うときはとても緊張します。けれども、今まで経験のないことばかりで、毎日がとても充実しています。仕事は大変ですし、まだまだ失敗の多い私ですが、大会が円滑にすすむようにがんばっています。
 当日、大手町か箱根町に足を運んだ際は、選手にも、そして応援団にも注目してみてください。

 本大会の選手も、応援団もこの大会で4年生が引退でしょう。関東学連の4年生も、この大会で引退です。これまで、活動を支えていただいた先輩方の最後の勇姿を目に焼きつけ、これからの世代にも受け継いでいきたいと考えています。