駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.55

第88回箱根駅伝学連日記ー第15回ー

木村 彩奈

 福岡県大牟田高等学校駅伝部出身、日本体育大学女子短期大学部体育学科2年木村彩奈が、今回の学連日記を担当します。よろしくお願い致します。

 「我が家の正月は、駅伝を見てから。」これが、私の育った木村家の無言のしきたりです。両親・祖父母が駅伝好きで、気づけば家族で団欒しながら襷を見守ってきました。なので、第87回箱根駅伝で、距離表示の補助員として関わることができて、とても嬉しかったのを覚えています。また、その際に右半身だけテレビに映り、家族からの電話が鳴り止まなかったことも覚えております。
 関東学連に所属するきっかけとなったのは、大学の先輩からの紹介でした。ケガをし、走れないとわかった私はどのような形でも、続けてきた陸上と関わっていたかったので、迷いはありませんでした。駅伝部出身なので、箱根駅伝に出場し優勝することをひとつの目標として頑張っている選手たちを思うと、私も頑張るぞ!と思うことが出来ます。
 私は本大会、補助員の担当をしております。全体で何人必要か考え、各大学の部員全体数を配慮し、そこから関東学連の加盟校に委嘱願いを出します。今回から、予選会出場校は15名、シード校は10名を最低人数とし、各大学にお願いしました。部員数が450名に近い大学があれば、50名にも満たない大学があり、目標としている人数を集めるのに苦戦しました。今は、誰をどこへ配置するのかを試行錯誤しております。
 最後になりましたが私は当日、戸塚中継所の担当をします。2日、3日はぜひ沿道までお越しいただき、ご声援をお願い致します。みんなで選手を応援しましょう!