駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.54

第88回箱根駅伝学連日記ー第14回ー

中村 愛純

 はじめまして。こんにちは。関東学生陸上競技連盟で常任幹事を務めております、駒澤大学経営学部経営学科1年の中村愛純と申します。よろしくお願いいたします。

 私は今年の5月から関東学連の一員として活動していますが、それまでは陸上競技の経験もない箱根駅伝ファンの一人だったため、初めは分からないことばかりでした。様々な大会運営に携わる中で、多くのことを吸収し学んでおりますが、まだまだ勉強中の身です。

 そして、そんな私がファンの一人としてではなく、主催者の一人として迎える初めての箱根駅伝がもうすぐそこまで来ています。その第88回箱根駅伝で、私は表彰を担当しています。表彰の仕事には、往路表彰式や閉会式の準備をはじめ、入賞した選手に贈られるトロフィーやメダルの用意などがあります。私は9月に行われた第17回関東大学女子駅伝でも表彰を担当しました。しかし、箱根駅伝の表彰は、その時と同じ要領でできることだけではありませんでした。関係している団体の数も多く、仕事も増えるため、仕事をひとつひとつ順番に片づけていては間に合わず、複数の仕事を並行して進める必要があります。特にその点で私はかなり苦労してしまい大変だと感じることもありますが、トロフィーやメダルを受け取る選手の気持ちを考えると、頑張ろうと思えます。
 今回の表彰係の仕事に取り掛かってから、多くの方に迷惑をかけてしまい、その度にアドバイスをいただいてばかりですが、最後にはアドバイスをくださった方々、そして選手の皆さんに笑顔になっていただけるように、残りの表彰係の仕事もしっかりやりきろうと思います。