駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.71

第3回「大会運営1年目」

武藤泰斗

─自己紹介─
はじめまして。こんにちは。今年度、新しく関東学連の一員となりました、日本大学1年の武藤泰斗です。大学では、理工学部電気工学科に所属し、電気エンジニアを目指して日々、勉強しております。

―学連に入るきっかけ―
私が関東学連に入ることを決めたのは、昨年まで本連盟で会計を務めていた姉の話を聞いたことがきっかけでした。私は中学と高校で6年間陸上部に所属し、「いかに速く走るか」を追求してきました。もちろん、辛い練習や失敗も多くありましたが陸上競技が好きで、大学でも「陸上競技に関わりたい」と思っていました。最初は競技を続けることも考えましたが、姉の話から関東インカレや箱根駅伝などの大会運営を学生が行っていることを聞き、大変驚きました。そして、自ら大会をつくることで選手や大会運営に関わってくださっている方々のサポートがしたいと思い、入ることを決心いたしました。

―今取り組んでいること―
関東学連に入ってから、7か月半が経とうとしておりますが、始めのうちは何もわからず先輩の手伝いなどを主にやっておりました。現在は、箱根駅伝の準備とともに年末にグアムで行われる選抜強化合宿を担当しております。選手選考からホテルや競技場の手配まで、様々な方々と連絡を取り合い、計画しております。選手の方々にとって最高の合宿となるように、私も全力を尽くしたいと思います。

―自分にとって「箱根駅伝」とは―
もう今年も早いもので11月の半ばになり、箱根駅伝まであと1か月半を切りました。私にとって箱根駅伝とはお正月に家族で見る恒例行事となっており、毎年欠かさずに見ておりました。そこで選手が必死に襷をつなぐ姿を見て、胸が熱くなります。そして「今年1年も頑張ろう。」という気持ちにさせてくれるものでした。

―当日に向けての意気込み―
第89回を数える歴史のある大会でもあり、日本でトップクラスの選手も数多く出場するこの箱根駅伝の運営ができることを誇りに思っております。箱根駅伝はご協力をいただいている方々だけではなく、これまで作り上げてきてくださった先輩方なしでは大会を開催することができません。そして、箱根駅伝に関わっているすべての方へ感謝の気持ちを常に持ち、自分の最善を尽くしたいと思います。