箱根駅伝

駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.412

第1回「私たちの箱根駅伝」

林 桜

木々が少しずつ秋色に染まり、いよいよ駅伝ひろばが始まる季節となりました。皆さま、こんにちは。一般社団法人関東学生陸上競技連盟で副幹事長を務めております、早稲田大学3年の林桜と申します。

前回の箱根駅伝を終えてからのこの1年は、副幹事長として活動してまいりました。各企業や審判員の方々、自治体の皆さまなど、ご挨拶をさせていただく機会も増え、新たな出会いが多い1年となりました。どの出会いもとても刺激的で、まだ道半ばにいる私にとって、学びを深める日々となっています。

この1年、私の中で「思考する」ことが増えました。多くの方々と出会う中で、ほんの少しかもしれませんが、自分の思考の幅が広がった気がしています。目の前の感情をもとに行動してしまうことが多い私ですが、先を見据えて、今何をしなければならないのかを考えるようになりました。どうすれば競技会がうまくいくのか。どうすれば会場に足を運んでいただけるのか。その行きつく先が箱根駅伝であり、大学生ながら、「箱根駅伝」という大きな規模の競技会を主語に競技会運営の在り方を考えられていることに、改めていかに自分が恵まれた環境に身を置いているのかを感じています。

そして、新たな出会いが増えたことで、多くの方々の支えの上に箱根駅伝があることも強く実感しています。駅伝に出走する人、指導する人、応援する人、支える人。それぞれに異なる物語があります。箱根駅伝を愛する方々とともに迎えられる1月2日・3日に向けて、一日一日をかみしめながら業務に励んでまいります。

テレビドラマも始まりましたが、いよいよ俺たちの、私たちの箱根駅伝が始まります。それぞれの物語を胸に、箱根駅伝に挑む人々をあたたかく見守っていただけますと幸いです。

次回は、同期の小松右京に駅伝ひろばのたすきをつなぎます。小松は思考のスペシャリスト、そして何より言語化のスペシャリストです。報道を担当する彼は、いつも半歩先、一歩先を考えて運営を行っています。その思考の深さには、日々驚かされ、追いつくことに必死です。次回は、詩人・小松の文章をお楽しみください。

そして、これからも学連幹事のたすきリレーは続きます。どのような物語が待っているのか、ぜひお楽しみに。

季節の変わり目を迎え、寒さも少しずつ深まってまいります。どうか皆さま、ご自愛ください。