駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.303

第38回「最後」

長谷部 実紀

 駅伝ひろばをご覧の皆様、こんにちは。関東学生陸上競技連盟で幹事を務めております、駒澤大学法学部政治学科4年の長谷部実紀と申します。

 今年も残すところあと3日。そして、箱根駅伝まであと5日、同時に私の学連幹事としての活動終了までもあと6日となりました。1年生として、はじめて駅伝ひろばで原稿を書かせていただいてから、気がつけばあっという間に最終学年として駅伝ひろばで原稿を書いていると考えるととても感慨深いです。今こうして約4年間の学連幹事としての活動を振り返ってみると、他の大学生ではできない、本当に多くの貴重な経験をさせていただいたと感じています。4年間の学連幹事としての活動の中で、大きな達成感を感じることもあれば、時には自分のふがいなさ、未熟さに涙し、その度に何度も何度も辞めたいと思いました。また、大学の学業とも両立させなければならず、精神的だけではなく身体的にも追い込まれたときもありました。しかし、それでも今こうして最後の箱根駅伝に臨むことができるのは、家族や同期の支えがあったからだと強く感じています。多くの方々のご協力、支えのおかげでという思いを胸に、学連幹事として最後の箱根駅伝に臨みたいと思います。

 箱根駅伝当日、私は箱根駅伝の醍醐味とも言われる山へ挑む区間となる小田原中継所を担当する予定です。テレビやラジオを通して選手への温かいご声援を、どうぞよろしくお願いいたします。

 それではさようなら。