駅伝ひろばをご覧の皆様、はじめまして。
一般社団法人関東学生陸上競技連盟で幹事を務めております、早稲田大学1年の林桜と申します。
昨年までは、駅伝ひろばを見る立場だった私が、今は書く立場になっていることにとても感激しています。私は大学ではスポーツ科学部に所属し、スポーツ医科学やスポーツ文化、スポーツビジネス、スポーツ英語など、スポーツに関する学問を多岐に渡り学んでいます。今後は、特にスポーツビジネスについて深く学び、関東学連での活動にも活かしたいと考えております。
私は、小学1年生から高校3年生に至るまでのおよそ12年間、選手として陸上競技に打ち込んでいました。高校に入学した当初から、大学では今までと異なる立場で陸上競技に向き合いたいと考えており、その中でも特に大会運営という立場に強く惹かれました。そんな時に、大好きな箱根駅伝は学生が主体となって運営されていることを知り、学連幹事になることを志望いたしました。自分の人生の大半を陸上競技と共に過ごして参りましたが、大学では新たな陸上競技人生をスタートさせ、何よりも楽しんで陸上競技に関わっていきたいと考えております。新たな業務と生活で、慣れないことも多くありますが、遠くから支えてくれている家族や、いつも親身になってご指導くださる先輩方、心強い同期の存在への感謝の気持ちを忘れず、大学4年間の青春を陸上競技にかけたいと思います。
また、学連幹事となり、ひとつの大会を開催するにあたり、こんなにも多くの方々が関わり、こんなにも事前準備が必要なのかと驚かされました。トラックで行われる競技会において、私は表彰に関する業務を担当しています。表彰式で選手の喜ぶ姿や、選手と共に喜ぶ仲間たちの姿を間近で見ることができ、そこに至るまでの過程を考えると、私も力をもらいました。
さて、箱根駅伝当日は、スタート・フィニッシュを担当する予定です。毎年、私の家族のお正月は、箱根駅伝の現地観戦と決まっていました。そのような憧れの舞台に、ついに自分自身が携わる日が来たことに胸が高まると共に身が引き締まる思いです。箱根駅伝が101回目の新たなスタートを切れるよう、誠心誠意準備して参ります。
新春の箱根路を駆け抜ける選手への熱いご声援をよろしくお願いいたします。