駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.326

第21回「尊敬」

小泉 礼佳

 駅伝ひろばをご覧の皆様、こんにちは。関東学生陸上競技連盟で常任幹事を務めております、日本大学スポーツ科学部競技スポーツ学科2年の小泉礼佳と申します。2年生に進級してから、専門的かつ実践的な授業になったため、課題に追われる日々を過ごしております。

 前回の駅伝ひろばを執筆させていただいた時から1年が経つということを考えると、月日の流れは早いものだと改めて感じております。前回の駅伝ひろばでは「感謝と挑戦」というタイトルで書かせていただきました。今回は、「尊敬」というタイトルにした経緯をお話できればと思います。

 私の身近には、尊敬できる人がふたりいます。それは、私の家族である母と兄です。母は、私がやりたいことや興味のあることに対して、後ろ向きの発言ではなく、背中を押してくれる言葉をかけてくれます。そして、兄は私が興味をもっていることや気になっていることに関する情報を教えてくれます。2人のおかげで、私は好きなことができているのだと日々感謝しています。また、私がやりたいことを全力でサポートしてくれているため、それに応えようと、今の自分に必要なものは何か、今すべきことは何かと模索しながら生活しております。

 1年半、関東学連の学連幹事として活動させていただき、同期の偉大さを日々感じております。関東学連では、2年生が10大会中6大会の担当を務めています。私は、ホクレンディスタンスチャレンジの派遣担当をさせていただきました。大会担当として試行錯誤し、より良い大会を目指し毎日奮闘している同期を見ていると「私も自分がやるべきことを全うしなければ」と感化されます。また、今年度、私はふたつの大会のエントリー担当をさせていただきました。責任のある業務に自分の未熟さを感じることも多々ありましたが、複数の大会を終えて、先輩や同期と助け合いながら業務を行うことが大切だと改めて実感しました。

 このように、私の周りには家族だけでなく尊敬できる人がたくさんいることに気が付きました。私のポリシーとして、尊敬できる人を支える業務がしたいと考えております。そのため、尊敬できる人たちとともに高め合いながらこれからも活動していきます。

 今回で100回を迎える箱根駅伝、歴史と伝統を紡いでいく選手たちにぜひご注目していただきたいと思います。また、チームのために全力を尽くす選手達に温かいご声援のほど、よろしくお願いいたします。