駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.243

第13回「感謝の気持ち」

﨑井 優希菜

 駅伝ひろばをご覧の皆様、こんにちは。関東学生陸上競技連盟で常任幹事を務めております、東京国際大学人間社会学部人間スポーツ学科2年の﨑井優希菜と申します。大学では、生涯スポーツや競技スポーツに必要な専門的理論やさまざまな指導・実践方法を総合的に学習し、保健体育科の教員資格の取得を目標に勉学に励んでおります。

 私は家族の影響で小学生のころから陸上競技を始め、小学校高学年からは本格的に地域のクラブチームに所属し中学校卒業まで選手として励んでまいりました。中学校卒業と同時に選手を引退し高校からはマネージャーとして陸上競技と関わってきました。当初は大学でもマネージャーとして関わり主務をしたいと考えておりましたが、大学での4年間をより有意義に過ごすには大学生の間にしかできないことをしたいと考え、学連幹事になることを目標に高校3年間のマネージャー業務をこなしてまいりました。

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により昨年の10月から正式に学連幹事の活動が始まりました。学連幹事になり1年、様々な競技会の運営を経験し日々の生活に充実感を感じています。117日に開催されました第53回全日本大学駅伝対校選手権大会で私は初めて運営車両の担当をしました。コースを進んでいく中で今までちゃんと見ることができなかった、地域の方や補助員、警察官の皆様など間係者の姿を見て私たち学連幹事も裏方として大会を支えておりますが、ご協力いただいている皆様への感謝の気持ちを再認識いたしました。大会全体が多くの人の尽力によって成り立っていることをこの先も忘れてはならないと思いました。

 さて、先月箱根駅伝の予選会が終了し本選に出場する20大学と関東学生連合チームが決定いたしました。昨年は右も左もわからず先輩方から見て学ぶことに必死でしたがこの1年で経験したこと、そして多くの方の協力の上に当日の自分の活動が成り立っている事を胸に頑張りたいと思います。また、選手の皆さんが怪我無く楽しんで走れる環境づくりとより多くの人に愛される駅伝となるように学連幹事全員の全力を尽くしたいと思います。

 当日は暖かいご声援をよろしくお願い致します。