駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.242

第12回「私の原点」

中嶋 優葉

 駅伝ひろばをご覧の皆さん、初めまして。関東学連で常任幹事を務めております、日本体育大学2年の中嶋優葉と申します。大学では、健康・スポーツ医科学に関する実践的な技術や理論について学んでおります。

 私は小さいころから走ることが好きで、中学・高校では陸上競技部に所属し、短距離の選手として陸上競技に関わっていました。

 練習していくうちに記録が伸び、中学3年生のころにはリレーの選手として活躍できるようになりました。私はすっかり陸上競技のとりこになり、高校でも陸上競技を続けることを決めました。高校でも大幅に自己ベストを更新することができ、県大会でも活躍できるようになりました。ただ、大学では競技レベルが高くなることもあり、高校2年生のころには大学では陸上競技を続けないということを決めていました。

 そんな私は、長距離を走ることは得意ではありませんでしたが、小学生のころから箱根駅伝を見ることが大好きで、いつか箱根駅伝に関わりたいと思っていました。そこで、大学では自分がやっていた短距離と箱根駅伝両方に関わることができる関東学連の学連幹事となって活動することを決めました。

 先ほども申し上げた通り、私は小さいころから箱根駅伝が大好きです。小学校6年生の夏休みには、「箱根駅伝について」というタイトルで自由研究を行いました。その中には、箱根駅伝の始まりや予選会、当日のメンバー変更についてなど、箱根駅伝に関することが事細かに書かれています。今見ても「そうなんだ」と思うことが多々書かれており、私の原点となっています。

 その自由研究の考察の中に、「選手は様々な人の協力があって走っているということが分かった。次からの箱根駅伝はそのことを頭に入れて見たいと思いました。」と書いてありました。そのときは何気なく書いた言葉だと思いますが、運営側となって箱根駅伝に関わっている今、私にとってはとても感慨深い言葉となっています。

 運営側となって2回目の箱根駅伝となりますが、初心を忘れずに、準備・当日の運営を行っていきたいと思います。当日は、戸塚中継所を担当する予定です。テレビやラジオを通しての選手への熱い応援、よろしくお願いいたします!