駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.27

より良い大会運営を目指して −副幹事長から− 

風間 実可子

 こんにちは! 今年度関東学生陸上競技連盟で副幹事長を務めております、日本女子体育大学3年の風間実可子と申します。大学では、スポーツ健康学科に所属し、生涯スポーツ等について学んでおり、スポーツマネジメント研究室に所属しています!昨年までは常任幹事として学連の業務に励んでいましたが、今年は副幹事長として仕事をしつつ、幹事長のサポートをしています。

 早いもので私も学連に入って3年目になり、副幹事長という立場で仕事をさせていただき、幹事長と打ち合わせに行く機会が増えたり、企業の方とのやり取りも多くなったりと、日々多くのことを学ばせていただいております。

 私が学連に入った理由は、単純に「陸上が好き」という気持ちからでした。私は中学・高校と陸上部に所属し長距離選手として日々練習に取り組んでいました。中学1年生の時から箱根駅伝を毎年家族と観戦しに行くようになり、箱根駅伝に懸ける選手を見てとても感動したことを覚えています。進路を考えた時に箱根駅伝を運営しているのが学生だということを知り、自分もその組織の一員として運営してみたいという気持ちから学連に入りました。

 普段の大会では主に審判・補助員の総括をしているのですが、大会は本当に多くの人の支えで成り立っていると強く感じます。具体的な仕事は、まず大会ごとに必要な審判・補助員の数を割り出し、各陸協・大学等に必要な人数を委嘱して取りまとめを行い、必要な連絡・場所の配置等を行います。陸協の審判の先生は、休みを裂いて来てくださり、各大学の審判員は、自分が選手として大会に出場したい、また自分の大学を応援したいという気持ちをグッとこらえて審判を行ってくれる。箱根駅伝も、東京〜箱根まで審判員、学生補助員を合わせて約2,000人もの方の協力があってこその大会です。人数が多くなるほどに連絡の伝達は大変になっていきますが、来てくださる方のためにも頑張ろうという気持ちになります。今までいろいろな大会の審判・補助員のお願いをしてきていますが、大会が一つ終わるごとに感謝の気持ちでいっぱいになります。

 さて、予選会も終了し、いよいよ箱根駅伝本戦に向けて動き出しました。予選会では箱根駅伝常連校が本戦への出場を逃したり、近年力をつけている大学が連続出場したりと、まさに「超戦国駅伝」の名にふさわしい戦いが繰り広げられたと思います。また箱根駅伝を走る選手は200人ですが、その他にもマネージャー、付き添い、裏方など…いろいろな形で箱根駅伝を戦っている人たちがいます。そんな人たちのことも応援していただけたら幸いです。本戦まであと2ヶ月あまりとなりましたが、より良い大会運営を目指して、笑顔で終われるよう学生幹事一同頑張ってまいりますので、ご期待下さい!!

予選会終了後のひとこま