駅伝ひろばをご覧の皆様、はじめまして。一般社団法人関東学生陸上競技連盟で幹事を務めております、日本体育大学スポーツマネジメント学部スポーツマネジメント学科1年の松山愛と申します。
大学では、スポーツをビジネス・地域振興・イベント運営などの多角的な視点から学び、スポーツの力で人と社会をつなぎ、より豊かな社会づくりに貢献できる力を身に着けられるよう日々勉学に励んでおります。
私は幼いころからスポーツが身近な存在にあり、様々なスポーツを観戦するうちにスポーツメディアの世界に興味を持ち始めました。高校で進路探求をしていく中で、大学では学生スポーツの魅力を伝える分野を間近で学びたいという思いが強くありました。そんな中、「箱根駅伝」は学生が中心となって運営していると知り、学連幹事としての活動を志望するようになりました。
学連幹事として活動し始めて半年が経ちます。その中でも1番印象に残っているのは10月18日に開催された第102回箱根駅伝予選会です。私は今大会、報道担当の業務を行いました。前日準備の段階から大会規模の大きさに圧倒され、会場全体に漂う緊張感を今でも鮮明に覚えています。
迎えた当日、応援団をはじめとする多くの人々の熱気に包まれ、世代を超えて母校を応援することで生まれる一体感を肌で感じました。さらに、これまでに見たことのない数の報道陣を目にし、このような大きな大会の運営に携われていることへの誇りと責任を強く感じました。
業務では想像以上に臨機応変かつ迅速な対応が求められる場面が多く、自身の準備不足を痛感することもありました。それでも、周りの先輩方が一つひとつの状況に落ち着いて対応されている姿を見て、私もこのような存在になりたいと改めて憧れを抱くようになりました。
さて、箱根駅伝当日はスタート・フィニッシュを担当する予定です。箱根駅伝予選会や今までの大会で学んだことを生かし、箱根駅伝を支えてくださるすべての方々への感謝の気持ちを忘れず、誠心誠意努めてまいります。大会当日は沿道、テレビの前で選手への温かい応援をよろしくお願いいたします。
拙い文章でしたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。