駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.9

作業は地味だけど−自己紹介第9弾 

橋本 由布子

 橋本由布子(22歳)です。
 
 法政大学の4年生です。経済学部に所属しています。マクロ経済は苦手です。

【関東学生陸上競技連盟の役職、箱根駅伝の担当業務】
 幹事を務めています。常任幹事として活動しているみんなのサポート的な役割です。大きな仕事の裏にある膨大な量の地味作業を手伝っています。

 箱根駅伝は、主に企業さんや先生方と渉り合っている常任幹事さんの傍らで、ポスターやプログラムの分配、ウェアの送付、中継所物品の準備など、モノの管理をします。
 私の仕事の大変なところは、狭い事務所に膨大な量の物品が届くので、整理に追われることです。無事に送付し終わり、当日に補助員やスタッフが全員そろいのウェアを着ているのを見るのが楽しみです。

【心に残った学連の業務】
 先日、選抜ハンマー投げ合宿に随行しました。普段学連として競技の裏側にいた分、競技の現場を見ることが出来てとても新鮮でした。駅伝やトラック競技にばかり目がいきがちな陸上競技ですが、フィールド種目もとても面白いです!

【学連の印象】
 都会のキレイなオフィスで整然と仕事をしているのかと思いきや、小さなビルの一角でこぢんまりと活動していました。今では居心地がよくて仕方ありません。

【箱根駅伝ここが好き】
 自分と同じくらいの年代の学生が、チーム一丸となって同じ目標に向かっている姿に心を動かされます。

【座右の銘】 
 「人生には悲しみという谷があるから、喜びという山がある。」
 つらいことなんてなければいい、というのは間違いで、つらいことがあるからこそ嬉しいことを嬉しいと感じることができるのだそうです。

【第84回大会への意気込み】
 私にとって今年は学生として最後の箱根駅伝です。箱根駅伝が好きで学連に入って早くも4年。最高の形で集大成を飾ることができるよう精一杯を尽くします。でもその前に卒論を書いて卒業しなければ…

【箱根駅伝ファンの皆様へ】
 箱根駅伝は選手が主役です。けれど、選手がそのコースを無事に走ることができるように東奔西走している学生がいます。補助員として手伝ってくれている、1000名以上の人がいます。テレビには映らないけれど競技運営上で重要な仕事をしているスタッフがいます。選手を含め、箱根駅伝にかかわるすべての人に目を配ってみると、いつもの箱根駅伝がもっと面白くなるはずです。