駅伝ひろばをご覧の皆様、こんにちは!一般社団法人関東学生陸上競技連盟で常任幹事を務めております、明治大学文学部史学地理学科2年の村上奈穂と申します。
2年生となり業務にも慣れてきたものの、まだまだ失敗も多く先輩方の偉大さに圧倒されてばかりの日々です。
昨年度の箱根駅伝は、第100回大会という大きな節目を迎えての開催となりましたが、私自身の中でも、1年生ながら学連幹事としてもターニングポイントとなった大会であると感じています。今回はそのことをテーマとして書かせていただきたいと思います。自分語りが続いてしまいますが、何卒お付き合いいただけますと幸いです。
私は関東学連から派遣され日本学生陸上競技連合(以下、日本学連)に所属しております。昨年の12月末は日本学連主催大会である富士山女子駅伝にて、全日本大学選抜チームのマネージャーを務めさせていただきました。しかしながら、準備が甘かった点がしばしばあり、選手たちのためにできる事がもっとあっただろうと悔いばかりが残る大会となってしまいました。憧れの箱根駅伝間近になってもその後悔を拭い去ることはできず、未熟な自分が学連幹事と名乗って大会に携わってしまっていいのだろうかと、申し訳なさを抱えながらレース当日を迎えてしまいました。
しかしスタート・フィニッシュ担当として大手町と箱根で選手たちを見送り、迎える中で、過酷な環境の中懸命に走る選手たちに改めて敬意の念を抱くとともに、学連幹事になった理由でもある「頑張る人をサポートする活動がしたい」という思いを再認識することができました。そして1年後は今よりも学連幹事として成長して、胸を張って大手町に立てるように精一杯の努力をしようと心に誓い、今日まで活動してまいりました。
先述した通り今年度もたくさんの失敗をし、多くの方々にご迷惑をかけてしまいましたが、先生方や敬愛する先輩方を始めとした方々のご指導ご鞭撻をいただきながら、また信頼する同期たちと切磋琢磨し合いながら活動していく中で少しずつではありますが成長を実感できた1年でもあったと振り返って感じます。
学連幹事として活動できる日数も少しずつ減ってきていることに焦りを感じますが、前回大会で心に誓った決意を無為にしないよう、今後もたゆまぬ努力を重ねる所存です。
拙い文章ではございましたが、最後までお読みいただき誠にありがとうございました。学連幹事一同、選手たちが無事レースを終えられるよう大会業務に精一杯務めてまいります。新春の箱根路を駆け抜ける選手たちへの温かい応援をよろしくお願いいたします。