箱根駅伝

駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.403

第26回「4年間の青春」

橋本 環

駅伝ひろばをご覧の皆様こんにちは!一般社団法人関東学生陸上競技連盟で常任幹事を務めております、東京農業大学地域環境科学部造園科学科4年の橋本環と申します。

初めて駅伝ひろばで原稿を書いた日から4年の月日がたち、学連幹事としての活動も残り1か月を切りました。

小さい頃から我が家のお正月の風物詩は箱根駅伝でした。一昨年には記念すべき100回大会を迎え、現在も次の世代へとたすきを渡し続けている箱根駅伝に関われていることを大変嬉しく思います。

何かしらの形で陸上競技に関わりたいと考え、人生で一番思い切った行動を取ったのが学連幹事への応募でした。

憧れの関東学連で学連幹事として活動する日々は、箱根駅伝はもちろん関東インカレ、最終学年では東京2025世界陸上競技選手権大会などの業務に深く携わることができ、今までの人生では考えられなかったほど充実した時間を過ごすことができました。

引退も近づき今までの活動を振り返ると、学連幹事として活動してきた4年間の中で、私ひとりの力で成し遂げられた業務は何ひとつとしてありませんでした。上手くいったなと思う時は必ず誰かが見えるところでも、見えないところでも力を貸してくれました。私は主に審判関係の業務を行っていましたが、どんなに事前に準備をしても競技会当日に審判員として活動してくださる方がいなければ大会の成功はありません。その存在に感謝し、決して当たり前ではないという気持ちを後輩たちには欠かさず持ち続けてほしいなと思います。

陸上競技を始めた中学生から現在に至るまでの10年間は沢山の方とのご縁に恵まれていました。陸上競技の魅力や大変さを教えてくれた部活の顧問の先生、競技運営の楽しさや技術を伝えてくれた陸協の先生方、主催大会を支えてくれた学生審判員・補助員の方をはじめとした関係者の方々、全ての皆様に感謝したいです。

そして、困難にぶつかった時は話を聞いてくれて、大変な時期には励まし合いながら乗り越え、お腹がはち切れるほど笑い合える仲間に出会えたこの4年間は青春でした。

当日は緊急対応車に乗務する予定です。第102回箱根駅伝も選手の皆さんの晴れ舞台となり、観ている皆様の心に残るような大会となるように誠心誠意務めてまいります。

次回は同期の癒し担当、みんな大好き長束文さんです。普段は会計担当として膨大な業務量を抱えながらも、持ち前の笑顔と傾聴力で私たちを支え続けてくれました。次回の駅伝ひろばも是非ご覧ください!

拙文ではございましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

そして、この活動に関わってくださったすべての皆さまに改めて感謝申し上げます。

これからの関東学連と箱根駅伝をよろしくお願いいたします。