駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.117

第12回「初めての応援団担当」

安本麻美

 学連日記をご覧のみなさん始めまして!法政大学現代福祉学部福祉コミュニティ学科1年の安本麻美と申します。「福祉」と聞くと介護をイメージする方が多いかと思いますが、「福祉」とは社会全体の幸せを意味します。そのため介護だけでなく、医療、心理、地域など幅広い分野から福祉を学んでいます。具体的に福祉のどのような道に進むかは未定ですが、大学卒業後は、福祉の仕事の第一線で働くのが私の目標です。
私は第91回大会の応援団を取りまとめる業務をしています。これまでに応援団の区画配置、連絡先の集約などを行ってきました。初めて自分に任された大きな業務、と言っても過言ではありません。最初は戸惑いながらの業務遂行でしたが、現在は落ち着いてきて少しホッとしているところです。
応援団担当の業務のひとつとして、先日、応援団のために敷地をお借りしている企業にご挨拶に伺いました。その際に「自分の敷地を応援団で使っている大学をつい応援したくなる」「もしここの敷地を使いたかったらいつでも言ってください」などのお言葉をいただき、箱根駅伝は本当に多くの方のご厚意、ご協力をいただき作りあげることが出来る大会であると実感しています。
 時には「夜遅くまでご苦労様、頑張れ!」と励ましていただくこともあり、私自身もっと頑張らないと!と身が引き締まる思いです。私たち運営側が「今年もやりきった」と思え、ファンのみなさんに「今年の箱根駅伝も感動した!」と思ってもらうだけでなく、ご協力いただいている関係者や企業の方にも「協力して良かった!」と思ってもらえるような大会運営を目指します!
 きっと今も、各大学の応援団のみなさんも、箱根駅伝に出場する選手を応援するために日々練習に励んでいることと思います。第91回大会は、沿道で観戦される方もテレビで観戦される方も、選手の応援はもちろん、応援団にも少し注目してみてください!