駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.270

第5回「学びの年」

中野 日香理

 駅伝ひろばをご覧の皆様、こんにちは。関東学生陸上競技連盟で常任幹事を務めております、日本女子大学2年の中野日香理と申します。学連幹事として活動を始めてから早いもので1年と5か月が経過し、大学の授業後、千駄ヶ谷にある事務所へ向かうという生活にも慣れてきました。

 私は、316日〜18日に鴻巣市立陸上競技場にて行われた2021年度関東学連春季オープン競技会の大会担当を務めました。この大会は、2021年度最後の大会であり代替わり後最初の大会です。第98回箱根駅伝が終了後、休む間もなく大会の準備を進めていかなければなりませんでしたが、会場や日程がなかなか決まらず本当に大会を開催できるのか、先の見えない不安の中進めることとなりました。開催が決定してからは、競技場の方、資機材会社の方との打ち合わせ等、新しい経験の連続でとても刺激的な2か月間となりました。今となっては、雪の中競技場の予約に行った日や規制表・競技日程とにらめっこしていた日々も良い思い出です。頼れる先輩方、同期、その他たくさんの方々のご協力のおかげで無事3日間開催することができ安堵すると同時に、「もっとこうすればよかった」というたくさんの反省点が挙がりました。そして、さらに成長していかなければならないと感じた経験となりました。

 また、通常業務では、各大会でのプログラムやポスター、名刺や関東学連の登録カードなどといった印刷物の作成を担当しております。今年度は、秩父宮賜杯第54回全日本大学駅伝対校選手権大会関東学生陸上競技連盟推薦校選考会、第33回関東学生新人陸上競技選手権大会 兼 関東学生リレー競技会のプログラム作成を担当いたしました。大会の顔ともなるプログラムを作成させていただけることに喜びを感じるとともに、大会に携わってくださっている方々の名前が詰まっているプログラムを見るたびに感謝の気持ちでいっぱいになります。

 今後も、関わってくださる方々への感謝を忘れずに、関東インカレ、箱根駅伝をはじめとした年間10大会を運営できることを誇りに思い、残りの2年間精進いたします。

 さて、箱根駅伝では昨年度に引き続き戸塚中継所を担当する予定です。箱根駅伝まで残り2か月を切りましたので、選手、応援してくださる方にとって心に残る大会となるよう、より一層気を引き締めてまいります。最後までお読みいただきありがとうございました。