駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.289

第24回「感謝と挑戦」

小泉 礼佳

 駅伝ひろばをご覧の皆様、はじめまして。関東学生陸上競技連盟で幹事を務めております、日本大学スポーツ科学部1年の小泉礼佳と申します。大学では「する・見る・支える」という多角的な視点からスポーツについて学んでおります。最近は、筋肉の名称を覚えることに必死になっております。

 私が学連幹事になろうと思ったきっかけは、母の勧めでした。高校生まで10年間、バスケットボールに打ち込んでいましたが、大学入学後はスポーツ選手を「支える」立場として関わりたいと思っていました。チームスポーツの楽しさを知ってしまった私は今まで打ち込んできたバスケットボールを競技者として続けるのか悩みましたが、「挑戦」することを諦められず、新しい視点からスポーツに関わろうと決心をしました。その時、陸上競技を見ることが好きだった私に母が「大会運営をしている団体があるよ」と教えてくれました。この一言が、私が学連幹事になろうと思った主なきっかけです。

 学連幹事になりこれまで以上に刺激を貰うことが多くなりました。日々、先輩方の大会への熱意、同期の向上心の高さに圧倒され、私がやりたいことは何か、模索しております。新しいことに挑戦する難しさに悩み、もがいていますが、家族や周りの方々のおかげでこのような素晴らしい環境にいられると実感しております。

 今年度は今までテレビ越しで見てきた箱根駅伝に運営側として携わせていただきます。多くの方々と新春の箱根駅伝を無事開催できるよう邁進していく所存です。ぜひ12日、3日は箱根路に思いを巡らせ、駆け抜ける選手たちへ温かい応援をよろしくお願いいたします。