駅伝ひろばをご覧のみなさま、こんにちは!
一般社団法人関東学生陸上競技連盟で常任幹事を務めております、日本女子大学4年の中野日香理と申します。箱根駅伝まであと6日となり、私の学連幹事としての活動もまもなく卒業を迎えます。
振り返ると、長いようであっという間の4年間でした。「大学生だからこそできる大きなことに挑戦したい!」と思い立ち、私にとっては新しい世界であった陸上競技に関わることになって、ただただ先輩の後ろをついていくのに必死だった1年生。幹事から常任幹事という立場になり、大会担当など責任のある業務も任されるようになった2年生。時には自分の力不足を感じ、自分は学連幹事に向いていないではないかと悩むこともありました。上級生となった3年生では、「来年先輩方がいなくなったらどうしよう」という不安を少しでも減らすべく、今まで以上に業務に積極的に取り組みました。主任という立場も任されるようになり、人の上に立つことの難しさや相手の立場にたって物事を考える大切さを学びました。そして、最終学年の4年生。大変な業務もたくさんあったはずなのに、この1年間は楽しかった、やりきったという思いしか残っていません。まさに、「石の上にも三年」です。
困っている時は必ず手を差し伸べてくれ、大変な時期は一緒に頑張り、時にはくだらない話を聞いて笑ってくれる、そんな仲間に出会え、そして多くの貴重な経験をさせてくれた関東学連での活動には感謝の気持ちでいっぱいです。
また、今年度私の一番大きな業務は、箱根駅伝のポスター、プログラム制作担当でした。第101回のポスターデザインは、箱根路をステージに見立て、スポットライトの中を疾走する選手を表現した迫力あるデザインとなっています。箱根駅伝の主役である選手一人ひとりの勇姿をポスターに載せることで、彼らの持つ熱意や力強さが皆様に伝わればと願っています。駅伝はチームで競う競技ですが、一人ひとりの努力と活躍がチーム全体の力となります。そんな魅力もこのポスターから少しでも皆様に届けば嬉しく思います。プログラムは、先日無事納品されました。第101回を機に箱根駅伝出場チームにもご協力いただき、内容を少しばかりですがリニューアルいたしました。是非、お手に取って楽しんでいただけますと幸いです。
最後になりますが、箱根駅伝当日は、戸塚中継所を担当する予定です。今まで開催に向けてご理解、ご協力いただいた全ての皆様に感謝し、今大会も選手、応援してくださる方にとって心に残る大会となるよう、残り数日さらに気を引き締めて準備して参ります。
次回は、同期の松尾くんです。私が学連幹事の門をたたいた日、初めて出会った同期が彼でした。ミルクレープが好きで、感情豊かな彼の駅伝ひろばもお楽しみください。
拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。