駅伝ひろばをご覧の皆様、はじめまして。
一般社団法人関東学生陸上競技連盟で幹事を務めております、明治大学政治経済学部経済学科1年の小松右京と申します。
私は幼い頃からスポーツ観戦が好きで、野球、サッカー、テニスなど様々なスポーツを観戦していましたが、その中でも特に魅了されたのが箱根駅伝でした。私が生まれる前から正月の風物詩として日本に住む方々の心をつかんできた箱根駅伝は、例外なく、私の心をもつかみ、箱根駅伝に何らかの形で関わることが私の夢となりました。
高校生の時には、自分が決めたテーマを掘り下げ論文を執筆するという授業で、箱根駅伝に関する研究を行いました。関東学生連合チームを調査対象とし、箱根駅伝予選会の個人成績と箱根駅伝本選のチーム順位に相関がない理由を、5区、6区の区間順位や選手の駅伝出走歴などを分析することによって調査を行いました。このような研究を進める中で、箱根駅伝を主催している関東学連のことを知りました。箱根駅伝に関わりたいという夢のためだけでなく、卒業後はスポーツビジネスに取り組みたいと考えている私にとって、大学スポーツの運営に関われることは大きな糧になると考え、学連幹事として活動を希望しました。
今年の8月には、夏季長野競歩合宿を担当しました。合宿での指導を担当される強化委員の先生方とのやり取りを重ねながら、選手選考や宿泊先選定などの事前準備を行ったことで、目標に向かって努力している選手たちに微力ながら貢献できたことに喜びを感じています。さらに、世界でもトップクラスの日本競歩チームの合宿に帯同した際、世界を目指すコーチ、選手たちの熱量を肌で感じられたことで、私が行う業務が陸上競技に携わる方の目標実現に直結していることを改めて実感し、気を引き締め日々の業務に取り組んでおります。
さて、箱根駅伝当日は戸塚中継所を担当する予定です。箱根駅伝は今大会で、101回という新たな一歩を踏み出します。箱根駅伝に関わってくださるすべての皆さまへの感謝を胸に、今大会が、新たな100年への良いスタートになるよう、誠心誠意、準備に努めてまいります。大会当日は箱根路を駆ける選手への暖かい応援の程、よろしくお願いします。