駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.60

第88回箱根駅伝学連日記ー第20回ー

小林 祐也

 はじめまして。こんにちは。今回の担当をしますのは、関東学生陸上競技連盟で常任幹事を務めております、日本大学生物資源科学部国際地域開発学科2年の小林祐也です。よろしくお願い致します。大学では主に環境、資源、貧困、食と農、農村開発などについて学び、社会や国際平和に役立てるべく勉強しています。
 私は中学、高校では1つでも上の大会を、大学では関東、全日本インカレを目指して競技に打ち込んできました。そんな私が学連に加わりたいと思うようになったきっかけは、今年5月に開催された関東インカレです。私は初めて審判として参加しました。選手時代は考えたことがなかったのですが、選手たちが活躍している裏ではたくさんの人が関わっていて、それだけ感謝すべき人がいるということに気付かされ、裏方としての仕事にやりがいや魅力を感じるようになりました。学連に入ったときは、普段何気なく参加している大会の裏側ではこんな細かいことまでやっているのだと驚きましたが、今は仕事にはだいぶ慣れてきました。まだまだ未熟な部分があり先輩方の足元にも及びませんが、日々業務にあたっています。
 学連幹事として経験の浅い私ですが、2週間後には第88回箱根駅伝がひかえています。私の家族や親戚が駅伝好きで、毎年団欒しながら観戦していました。お正月の風物詩ともいえる箱根駅伝の主催者の1人として参加できることを大変うれしく思います。私の担当は小田原中継所です。この中継所では最短区間の4区から勝負どころである山登りの5区へ、復路では6区の選手が早朝の箱根山中を一気に駆け下り、小さなアップダウンの続く7区へと襷をつなぎます。初めての箱根駅伝ということで、色々と至らない点があるかもしれませんが、選手たちがいて自分たちがいるということを忘れず、選手を第一に考えて運営にあたりたいと思います。また、審判、補助員、大学関係者、箱根駅伝を楽しみしてくださっている方々にも最高の大会だったと思ってもらえるように尽力したい、そして箱根駅伝を機にもっとたくさんの人に陸上競技に興味を持ってもらえればと思います。2日、3日はぜひ沿道までお越しください。選手たちの母校に対する熱い思い、襷に込めえられたチーム全員とも絆などを生で感じることができます。みんなで選手を応援しましょう!
 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

事務所にて