駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.272

第7回「高揚と感謝の2年目」

永田 佳代

 駅伝ひろばをご覧の皆様、こんにちは!関東学生陸上競技連盟で常任幹事を務めております、東洋大学国際学部2年の永田佳代と申します。月日は早いもので、あっという間に夏の競技会が過ぎていったかと思うと、もう駅伝ひろばを執筆する時期になったことに驚きを覚えます。

 今年度は陸上競技に限らず、新型コロナウイルス感染症に関する規制が緩和される活動も多く出てきており、5月に行われた関東インカレも3年ぶりの有観客での開催となりました。私は式典表彰を担当いたしましたが、スタンドにファンの皆様がいること、選手の競技している様子や表彰されている写真や動画をSNSで拝見したりしたことで、少しずつコロナ禍前の大会の活気が戻ってきていることを改めて実感しとても高揚しました。また大会4日間のために年明けから準備を要することの大変さはありましたが、大会中、表彰されている選手の嬉しそうな表情を見る度にやってきてよかったと励みになりました。

 また、先月行われた箱根駅伝予選会では審判派遣を担当いたしました。3年ぶりの公道でのコースとなり、何もわからない状況で不安の気持ちの中、先輩から引き継いでいただいたことを今でも覚えています。各配置場所の人数を編成する業務の中で、本当に沢山の方々からご協力いただいていることを身に染みて実感しました。この大会に限った事ではありませんが、この1年間学連幹事として活動するにあたり、沢山の方の時間と労力を頂いて協力していただいているということを常々実感し、感謝の気持ちを持つとともに私自身もっともっとステップアップしていかねばならないと身が引き締まる思いです。

 さて、今年度の箱根駅伝で私は鶴見中継所を担当する予定です。昨年度、閑散としていた新春の鶴見中継所の様子とは裏腹に、私の頭の中は混乱していたことを今でも鮮明に覚えています。まだまだ未熟な私ではありますが、先輩方や同期、後輩と共に素晴らしい鶴見中継所を運営できるよう、一つひとつの業務に責任を持ち取り組んでまいりたいと思います。

 新春の箱根路を駆け抜ける21チーム210名の選手への応援を、どうぞよろしくお願いいたします。

 最後までお読みいただきありがとうございました。