駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.287

第22回「支える力」

張替 美咲

 駅伝ひろばをご覧の皆様、こんにちは!関東学生陸上競技連盟で幹事を務めております、日本女子体育大学1年の張替美咲と申します。大学生活にも慣れ、大学や関東学連での友達がすごく増えて毎日楽しく過ごしています。一方で、関東学連では学ぶ事が多く、先輩方は勿論、同期のみんなの業務効率の良さや一生懸命さに圧倒される毎日です。私も先輩方のようになれるように、日々色々なことを吸収していきたいと思います。

 私は、高校時代競歩を専門に陸上競技に取り組んでおりました。高校最後の大会では、大会直前に新型コロナウイルス感染症の感染者が出てしまい欠場を余儀なくされました。出場できなくなったとわかった時は、「なんのために練習してきたんだろう」、「今までの練習は無駄だったんじゃないか?」と思うことがありました。しかし、周りのみんなよりも終わり方は少し悪かったかもしれませんが、「今」がありますので行なって来たことは無駄ではなかったと今は思えています。それは、関東学連に入ってからとても感じるようになりました。 

 今年度、私は競歩の強化合宿を担当させて頂きました。担当の先生方と連絡を取りながら、ホテルの手配や新型コロナウイルス感染症を配慮した合宿の行い方を考えたり、合宿中の選手の保険の手続きを行ったりと、今まで行なったことないことばかりで大変でした。大変な中でも、合宿をトラブルなく終えることができたのは、これまでの経験や先輩方の助けがあったからだと思います。

 今年度の競歩合宿に参加した多数の選手が、男女ともに日本インカレで入賞しました。この結果を見て、凄く嬉しく思います。また、この競歩合宿を通して選手により良い環境を作れるようにより一層努力していきたいと思いました。

 私は、箱根駅伝当日鶴見中継所を担当する予定です。まだまだ、業務を行っていく中で先輩方にご迷惑をかけてしまうことが多くありますが、分からないことは先輩方に聞いて吸収し、来年度にも繋げられるように取り組んでいきたいと考えております。12日、3日は全力で走る選手はもちろん、箱根駅伝の裏方で注目して是非箱根駅伝をご覧ください。最後までお読みいただきありがとうございました。