駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.171

第12回「原動力」

黒井 文香

 駅伝ひろばをご覧の皆様、お久しぶりです! 関東学連で常任幹事を務めております、駒澤大学2年の黒井文香と申します。昨年も駅伝ひろばに書かせていただきましたが、私は将来、警察官になりたいと思っております。警察官になりたいと思ったきっかけである箱根駅伝に学連幹事として携われることに喜びを感じています。
 
 私は今年の4月から関東学連から派遣され、日本学生陸上競技連合でも常任幹事を務めております。日々の業務では登録を担当しております。各地区から毎月月末に登録データが届き、11月末現在、8地区学連合計で、453大学20,800名が学連登録し、競技をしております。年々学連登録者は増加していて、2020東京オリンピックに向けて選手のレベルも上がってきております。今後、陸上競技に興味をもってくれる方が増えてくれると嬉しいです。
 
 私は駒澤大学の陸上競技部に所属し、陸上競技に携わりたいという思いで岩手から東京に上京してきました。93回大会で関東学生連合チームの10区を走った照井明人選手(東京国際大学・当時)は中学校の先輩です。他にもたくさんの岩手出身の選手が箱根駅伝を走ってきました。中学、高校と同じ大会に出場していた岩手出身の選手が大学に進学し、陸上競技を選手として続けている姿を見ることは選手のための運営をもっと頑張ろうと思う原動力になっています。選手の為の運営を第一に考え、これからも日々の業務に一生懸命取り組んでいきたいと思っております。

 今回も前回大会と同様、小田原中継所を担当いたします。小田原中継所は高低差の激しい5区に挑む選手と気温差の激しい7区に挑む選手がスタートする中継所であり、往路の終盤に向けて重要な区間を走る4区の選手と山を下る6区の選手を迎え入れる中継所でもあります。やはり注目となるのは小田原中継所ではないでしょうか。

 大会当日、小田原中継所がある風祭駅周辺は大変混雑いたします。94回大会を無事に成功させるためには皆様のご協力が必要となります。応援マナーや交通マナーをお守りくださいますよう、よろしくお願いいたします。
 
 当日は箱根路を駆け抜ける選手に温かいご声援をどうぞよろしくお願いいたします!