駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.127

第3回「大会担当の業務について」

芹澤柚紀

 こんにちは、関東学生陸上競技連盟で常任幹事を務めております日本大学2年の芹澤柚紀と申します。
今回は私が担当した第47回全日本大学駅伝選考会についてお話致します。
大会担当の役割は、競技場との調整から当日使用するテントや諸室の配置、また報道関係者との連絡など多岐にわたります。大学の授業を終えてからの業務となるので、企業の方と連絡を取り合うには、時間が遅くならないよう早め早めの準備が必要となります。またこの全日本大学駅伝選考会は夕方からの開催となるので、競技終盤の日が暮れた時間帯も選手が少しでも走りやすいよう、投光器等のレンタル物品や観客の導線など、現地へ何度も足を運び確認することも重要だと感じました。そして大会当日には物品搬入や各関係者との連絡をはじめ、大会運営がよりスムーズになるよう努めますが、無事終了するまで緊張は解けませんでした。
 初めての大会担当を終えて感じたことは、ご協力いただいた多くの方々への感謝の気持ちです。分からないことだらけだった大会運営も、一度経験したことによって順序や自分の役割が見えるようになり、想像以上にたくさんの人の手によって大会が成り立っていることを強く実感しました。今回の経験を生かして、今後の学連幹事としての活動でも感謝の気持ちを忘れずに、一歩一歩確実に進んでいきたいです。

学連幹事として2度目となる箱根駅伝では、平塚中継所主任を担当いたします。1年生で副主任だった昨年と比べ責任は大きくなりますが、選手、審判員、報道関係者、観戦される方々、そしてご協力いただく全ての方にとってより良い大会となりますよう、最善を尽くして参りたいと思います。