駅伝ひろばをご覧の皆様、はじめまして。一般社団法人関東学生陸上競技連盟で幹事を務めております、明治大学政治経済学部経済学科1年の露木彰映と申します。
私は幼い頃からスポーツが非常に好きで、特に箱根駅伝は幼い時からずっとテレビで見ており、正月を過ぎても録画した過去の箱根駅伝を見返すほど熱中していました。また箱根駅伝の関連番組などを見る中でトラックレースの様子を見る機会が増え、その後徐々に駅伝だけでなく、陸上競技全般にも興味を持つようになり、実際に関東インカレを高校1年生ら高校3年生まで毎年現地で観戦するなど、種目に関わらず「陸上競技」の魅力に取りつかれました。また、私は中学と高校で陸上競技部に所属していたのですが、何度か選手ではなく補助員として大会に関わることがあり、大会を裏側から支えるという立場に魅力を感じていました。その中で大学に入学後も何かしらの形で、陸上競技に関わりたいと考え、学連幹事として活動したいと考えるようになりました。
現在私は、関東学連から日本学生陸上競技連合の学生幹事として派遣されています。普段は日本学連の事務所で業務にあたっています。日本学連での活動を選択した理由は、大好きな陸上競技で全国各地で実施される大会に関わることに大きな魅力を感じたからです。実際に今年度行われた大会を経て各地区学連の方々とたくさん関わり、自らの視野を広めることができたと同時に、貴重な経験を積んでいるということを日々実感できています。また、これまでファンとして楽しんでいた大会を支えていることに充実感を感じております。
ただそれ以上に自分の力の無さを痛感することが非常に多くあります。先輩方が大会前にある多くの業務をスラスラとこなす姿や他の人へ的確に業務を割り振る姿、大会中でも業務をそつなくこなし、何か問題が生じた場合でもそれぞれの役職が連携しあって、対処する姿を間近で見ることが多くあり、先輩方の偉大さを日々強く感じております。
箱根駅伝当日は戸塚中継所を担当する予定です。戸塚の壁をもがきながら走り切った2区の選手と遊行寺の坂を上ってきた8区の選手を受け止め、湘南の海風を浴びる3区の選手と復路の最長区間の9区へ挑む選手たちを送り出します。
箱根駅伝を通過点として世界の舞台へ羽ばたこうとする人もいれば、これまでの陸上競技人生の全てを懸けて、箱根駅伝を最後に競技から離れる人もいます。また箱根駅伝の舞台に立てずとも、信頼する仲間のサポートを行う人もいます。また我々のように運営として選手を支える人、沿道で直接選手を応援する人、テレビで応援する人、その全ての人が箱根駅伝という大きな駅伝競走を作り上げているのだと思います。今大会で第102回という歴史が詰まったこの大会に関われることに感謝し、精一杯業務にあたります。大会当日は選手たちへの熱い声援をどうぞよろしくお願いいたします。
次回は1年の加藤沙菜です。私と並んで同期トップクラスにおしゃべりが好きな子だと思います。大会の時に会うとお互いマシンガントークを繰り広げています。箱根駅伝当日も同じ戸塚中継所を担当する予定なので、お互い頑張りましょう。
 長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。